芸能

『あさが来た』 働く女性だからこそあさに反発覚える人も

『あさが来た』をめぐり議論も(HPより)

 働く「あさ」、家を守った「はつ」と「よの」。嫁に冷たくあたった「菊」に、母と相入れない「千代」…NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』には、女のさまざまな生き様が投影されている。

『女性セブン』が30~70代の女性400人に「共感できない、理解できないキャラクターは誰?」とアンケートをとった結果、最も共感できないのは、57.0%で菊(萬田久子)、続いて15.5%で千代(小芝風花)、7.3%でうめ(友近)という結果が出た。

 一方、あさと同じように働く女性だからこそ、あさに反発を覚える人もいる。50代の働く女性の30%以上が、「共感できない」と回答した。

「あさ(波瑠)のように、うまいことかわいがられて、成功を手に入れるというのはなかなかないことですよ。もちろん努力もしてるんでしょうけど、あんなにラッキー続きの人生は共感できません。逆に、芯の部分では自分をしっかり持っていながら、表に出さず家に尽くすはつ(宮崎あおい)のほうが共感できます。堪えているようで、実は自分が家をまわしているところも立派です」(北海道在住・54才・会社経営)

 子供を持つ女性から多かったのは、「共感できないのは千代」という厳しい意見。特に、50代、60代の女性、なかでも主婦のほうが割合が高く、50代では20.5%、60代では20.3%で、他の世代とは違って菊の次に名前があがる結果となった。

 滋賀県に住む57才のA子さん(パート)もその1人。

「千代を見ていると、31才になる自分の娘とかぶるんです、私に反発ばかり。いちばん似ていると思うのは、何が嫌だとかではなくて、反発することをよしとしているところが許せませんし、全く共感できません。私は、はつに共感しますし、よのさんに憧れている主婦タイプで、娘は絶対にあさに憧れているタイプです。朝ドラでもそうですが、性格や物の考え方が全く真逆だとこんな関係になっちゃうんでしょうね…」

※女性セブン2016年3月24日号

関連記事

トピックス

高校時代の安福久美子容疑者(右・共同通信)
《「子育ての苦労を分からせたかった」と供述》「夫婦2人でいるところを見たことがない」隣人男性が証言した安福容疑者の“孤育て”「不思議な家族だった」
活動再開を発表した小島瑠璃子(時事通信フォト)
《輝く金髪姿で再始動》こじるりが亡き夫のサウナ会社を破産処理へ…“新ビジネス”に向ける意気込み「子供の人生だけは輝かしいものになってほしい」
NEWSポストセブン
中国でも人気があるキムタク親子
《木村拓哉とKokiの中国版SNSがピタリと停止》緊迫の日中関係のなか2人が“無風”でいられる理由…背景に「2025年ならではの事情」
NEWSポストセブン
トランプ米大統領によるベネズエラ攻撃はいよいよ危険水域に突入している(時事通信フォト、中央・右はEPA=時事)
《米vs中ロで戦争前夜の危険水域…》トランプ大統領が地上攻撃に言及した「ベネズエラ戦争」が“世界の火薬庫”に 日本では報じられないヤバすぎる「カリブ海の緊迫」
週刊ポスト
ケンダルはこのまま車に乗っているようだ(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
《“ぴったり具合”で校則違反が決まる》オーストラリアの高校が“行き過ぎたアスレジャー”禁止で波紋「嫌なら転校すべき」「こんな服を学校に着ていくなんて」支持する声も 
NEWSポストセブン
24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《12月1日に24才のお誕生日》愛子さま、新たな家族「美海(みみ)」のお写真公開 今年8月に保護猫を迎えられて、これで飼い猫は「セブン」との2匹に 
女性セブン
新大関の安青錦(写真/共同通信社)
《里帰りは叶わぬまま》新大関・安青錦、母国ウクライナへの複雑な思い 3才上の兄は今なお戦禍での生活、国際電話での優勝報告に、ドイツで暮らす両親は涙 
女性セブン
東京ディズニーシーにある「ホテルミラコスタ」で刃物を持って侵入した姜春雨容疑者(34)(HP/容疑者のSNSより)
《夢の国の”刃物男”の素顔》「日本語が苦手」「寡黙で大人しい人」ホテルミラコスタで中華包丁を取り出した姜春雨容疑者の目撃証言
NEWSポストセブン
石橋貴明の近影がXに投稿されていた(写真/AFLO)
《黒髪からグレイヘアに激変》がん闘病中のほっそり石橋貴明の近影公開、後輩プロ野球選手らと食事会で「近影解禁」の背景
NEWSポストセブン
秋の園遊会で招待者と歓談される秋篠宮妃紀子さま(時事通信フォト)
《陽の光の下で輝く紀子さまの“レッドヘア”》“アラ還でもふんわりヘア”から伝わる御髪への美意識「ガーリーアイテムで親しみやすさを演出」
NEWSポストセブン
ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン