芸能

船越英一郎と松居一代 トランプ氏物件も離婚のハードルに

ハワイのトランプホテルの部屋も夫婦共有名義

 今年1月に女性セブンが船越英一郎(55才)と松居一代(58才)の離婚危機を報じてから2か月が経った。今なお船越は松居の待つ自宅に戻らぬままだ。離婚問題の進展について、船越の知人が語る。

「今回、船越さんの“離婚する”という意思は揺るぎない。今は別居中ですが、最終的にきちんとした形をとると言っていました。ただ、1つ“足かせ”になっている問題があるそうです。松居さんと共有名義の不動産です。これをどうするのか。解決するために、法的な手続きをいろいろ調べているそうです」

 2000年、都心に5億円の大豪邸を建てた船越と松居。土地は松居の持ち物で、建物は5分4を松居、残りを船越が所有している。

「夫婦はさらに、ハワイのワイキキにも億ションを所有しています。今、全米で話題の大統領候補、ドナルド・トランプ氏の経営する超高級ホテル内の住居棟で、値段は1室1億~2億円はします。数年前に松居さんが“絶対に儲かるから”と投資目的で購入したそうですが、これもローン含めて夫婦共有名義だそうです」(前出・船越の知人)

 離婚問題に詳しい北村明美弁護士が語る。

「多くのかたが離婚時にこの共有名義の不動産で揉めます。結婚後に購入した自宅の場合、どちらがどのような割合で登記していようと、基本的に財産分与は半々で分けます。

 また、ローン返済が残っている場合、ローンは夫婦が連帯債務者になっているケースが多い。例えば離婚後に妻が出て行き、夫がその家に住み続けたとして、彼女は住んでもいない家のローンを今後払わなくてもいいように、連帯債務者からはずしてもらいたい。そのためには夫にローンの借り換えをしてもらう等が必要になります」

 連帯債務者にならないために、購入時に共有名義にしなければいいのか、というとそう単純な問題でもない。

「所有者が片方だけの名義だと、勝手に売られる危険性がある。共有名義だからこそ、それを防げるというメリットもあるんです。簡単な解決策のない、難しい問題です」(前出・北村弁護士)

 船越は収入的には安定しており、共有名義の不動産に執着は見せていないという。

「“とにかく早く解決したいんだ”って話していました。今の彼にとっては、離婚できるかどうかだけが最大のハードル。ただ、肝心の松居さんに別れる意思がなく、一切話し合いに応じる状態ではないみたいで…」(前出・船越の知人)

 3月中旬のある夕刻、女性セブンは別宅から出てきた船越を直撃した。

──松居さんとの離婚の話し合いは進んでいますか?

 船越はその問いかけに無言を貫き、事務所の車に乗り込んで去って行った。

※女性セブン2016年3月31・4月7日号

関連記事

トピックス

復帰会見をおこなった美川憲一
《車イス姿でリハビリに励み…》歌手・美川憲一、直近で個人事務所の役員に招き入れていた「2人の男性」復帰会見で“終活”にも言及して
NEWSポストセブン
遠藤敬・維新国対委員長に公金還流疑惑(時事通信フォト)
公設秘書給与ピンハネ疑惑の維新・遠藤敬首相補佐官に“新たな疑惑” 秘書の実家の飲食店で「政治資金会食」、高額な上納寄附の“ご褒美”か
週刊ポスト
高市早苗首相(時事通信フォト)
高市早苗首相の「官僚不信」と霞が関の警戒 総務大臣時代の次官更迭での「キツネ憑きのようで怖かった」の逸話から囁かれる懸念
週刊ポスト
男気を発揮している松岡昌宏
《国分騒動に新展開》日テレが急転、怒りの松岡昌宏に謝罪 反感や逆風を避けるための対応か、臨床心理士が注目した“情報の発信者”
NEWSポストセブン
水原受刑者のドラマ化が決定した
《水原一平ドラマ化》決定した“ワイスピ監督”はインスタに「大谷応援投稿の過去」…大谷翔平サイドが恐れる「実名での映像化」と「日本配信の可能性」
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(Instagramより)
「球場では見かけなかった…」山本由伸と“熱愛説”のモデル・Niki、バースデーの席にうつりこんだ“別のスポーツ”の存在【インスタでは圧巻の美脚を披露】
NEWSポストセブン
モンゴル訪問時の写真をご覧になる天皇皇后両陛下(写真/宮内庁提供 ) 
【祝・62才】皇后・雅子さま、幸せあふれる誕生日 ご家族と愛犬が揃った記念写真ほか、気品に満ちたお姿で振り返るバースデー 
女性セブン
村上迦楼羅容疑者(27)のルーツは地元の不良グループだった(読者提供/本人SNS)
《型落ちレクサスと中古ブランドを自慢》トクリュウ指示役・村上迦楼羅(かるら)容疑者の悪事のルーツは「改造バイクに万引き、未成年飲酒…十数人の不良グループ」
NEWSポストセブン
現在は三児の母となり、昨年、8年ぶりに芸能活動に本格復帰した加藤あい
《現在は3児の母》加藤あいが振り返る「めまぐるしかった」CM女王時代 海外生活を経験して気付いた日本の魅力「子育てしやすい良い国です」ようやく手に入れた“心の余裕”
週刊ポスト
熊本県警本部(写真左:時事通信)と林信彦容疑者(53)が勤めていた幼稚園(写真右)
《親族が悲嘆「もう耐えられないんです」》女児へのわいせつ行為で逮捕のベテラン保育士・林信彦容疑者(53)は“2児の父”だった
NEWSポストセブン
リクルート社内の“不正”を告発した社員は解雇後、SNS上で誹謗中傷がやまない状況に
リクルートの“サクラ行為”内部告発者がSNSで誹謗中傷の被害 嫌がらせ投稿の発信源を情報開示した結果は“リクルートが契約する電話番号” 同社の責任が問われる可能性を弁護士が解説
週刊ポスト
上原多香子の近影が友人らのSNSで投稿されていた(写真は本人のSNSより)
《茶髪で缶ビールを片手に》42歳となった上原多香子、沖縄移住から3年“活動休止状態”の現在「事務所のHPから個人のプロフィールは消えて…」
NEWSポストセブン