――実は今年、世界史の試験では“めったに出ない”という現代史の問題があり、SNSを含め日頃から自分で情報を集めていないと解けないものがあった。社会と遮断し、受験勉強をさせているだけではいけない──そんな東大側のメッセージも読み取れる。
勉強や高校生活は子供に任せ、おいしいご飯を作り、体調を整えるママたち。そこに父親はどうかかわっているのだろう。
松澤さん:主人は私に「どうだ?」と聞いてくるけど、子供とはそんなにしゃべってなくて。LINEも私と息子はやるけど、主人は省かれてます(笑い)。
宮下さん:うちの夫も蚊帳の外。受験に関しては夫はどちらかというと苦戦した方なので子供たちは夫の言うことをきかないんです。
森川さん:うちの主人は忙しさにかまけて話を聞いていない人で。受験校についても、ずっと報告してきたのに、願書を出す段階で急に「なんでこんなに受験するんだ?」なんてひっくり返すようなことを言ってきて。「今さらなによ!」ってけんかになったことも。だから基本的に子供とのやりとりは、私が窓口になってますね。
※女性セブン2016年6月9・16日号