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2016.07.23 16:00  NEWSポストセブン

舛添要一氏 都知事辞任まとめ by NEWSポストセブン

 2016年6月15日、舛添要一氏(67)が都議会議長に辞職願を提出し、21日付けで都知事を辞職した。高額な出張費を始めとする、政治資金の公私混同疑惑が辞職の引き金となった。(2016年7月23日更新)

◆就任当初より高額な海外出張費が問題に

 都知事就任わずか10日後の2014年2月21日からのソチ五輪視察に始まり、同年10月のロンドン・ベルリン訪問まで、就任後1年間の外遊は計6回、5か国7都市に及んだ。当時、『週刊ポスト』の情報公開請求によって東京都が使途を明らかにした6回の外遊費用は合計約1億8000万円にのぼる。

︎ロンドンで1泊15万 ベルリンで9万

 7月のソウル訪問でロッテホテルの1泊6万円のスイートルームに2泊したのは安価な方で、ロンドンではドーチェスターホテルのジュニアスイート(15万8000円×3泊)、北京ではニューオータニ北京のスイート(6万9500円×2泊)、ベルリンではインターコンチネンタルベルリンのジュニアスイート(9万5000円×2泊)など世界の一流ホテルのスイートを利用してきた。

2015.02.10

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舛添氏が宿泊した韓国の最高級ホテル

1000万円超かけた2泊3日ソウル出張の中身検証

 騒動の発端となった都知事のソウル出張は、7月23~25日の2泊3日で舛添氏含む11人の出張費用として1007万円が使われた。「舛添氏が宿泊したのは新館のコーナースイート(約64平方メートル)という部屋で、宿泊費は平日で67万7600ウォン(約7万円)です」(ホテル関係者)そのほか出張にかかった経費の内訳を見ると、「通訳に94万5000円」「車両レンタルに140万5600円」「執務室の手配に93万円」などが並ぶ。

2016.04.07

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舛添氏は「トップが二流のビジネスホテルに泊まりますか」と反論


 2016年4月1日の定例会見で外遊費について言及。「条例に基づいて、知事はこういうふうにして行きなさいということでやっているだけです。(中略)トップが二流のビジネスホテルに泊まりますか。恥ずかしいでしょう、そういうことであれば。ですから、少し冷静に考えていただいて、無駄なものはもちろん排します。しかし、必要なことは必要です」と発言した。


◆韓国学校用地斡旋で批判相次ぐ


都立市ヶ谷商業高校の跡地

ソウル出張で韓国学校増設用地の斡旋を決めた

「都民より外国を優先するのか!」──東京都民の都知事に対する怒りの声が鳴り止まない。東京都は3月16日、新宿区矢来町にある都立市ヶ谷商業高校の跡地6100平方メートルの土地を、在日韓国人への教育を行なう東京韓国学校の増設用地として来年4月から貸し出す方針であることを発表した。

2016.04.05

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都民の要望より「韓国への恩返し」を優先?

 舛添氏は、「2010年にソウルで日本人学校が移転した際、ソウル市が全面的に協力してくれたことの恩返し」だと強調した。柳ヶ瀬裕文・都議会議員は 「韓国人学校に貸し出すこと自体に反対しているわけではなく、保育所が欲しいという都民の要望があるにもかかわらず、韓国の大統領に頼まれたという理由だけで韓国人学校を優先するのはおかしいということ。都知事の自己満足な“都市外交”によって、都の貴重な土地が他国の利益のために利用されている。このことについてどこまで都庁内部で検証がなされたのか」

2016.04.07

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◆新たな疑惑も次々と発覚


湯河原にある舛添要一氏の別荘

公用車を使った湯河原別荘通い

 公用車を使って神奈川県・湯河原にある別邸に足繁く通っていたその理由を、「都内にある自宅の風呂に比べて湯河原の家の風呂は大きく、足を伸ばせる」と話し失笑を買った。

2016.07.06

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政治資金で絵画や娘の洋服を購入か

 ネットオークションで落札した絵画を「調査研究費」として収支報告書に記載しており、落札商品のなかには娘のために購入したと思われる洋服まであった。

2016.05.20

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中国では「クレヨンしんちゃん」購入が話題に

 ネット上では、中国圏でもよく知られている漫画「クレヨンしんちゃん」の本を買ったことが不適切支出の一つになっていることが大きく取り上げられ、「本当にクレヨンしんちゃんを買っただけの理由で謝罪したのか?」 「それだけならば、われわれが受け取る賄賂は多すぎる」とのコメントが書き込まれている。

2016.06.19

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 他にも計39回の美術館への視察や、上海で購入した中国服の購入などの疑惑も発覚した。正月に家族連れで会議したとされる、千葉県木更津市のリゾートホテル「龍宮城スパホテル三日月」にて、会議をした相手を「出版社社長」とのみ発言し、具体的に誰なのか明らかにしない舛添氏の対応も問題視された。


◆一連の騒動について謝罪するも批判は止まず

鳴り止まないクレームの電話

「もう1万件は超えたのではないでしょうか。あの会見以降、苦情の電話が鳴りっぱなしで、週明けに休みをとっていた職員でも、どうにか出てきてくれないかと頼み込まれた人もいるほどです。ただね、こう言ってはなんですが、政治資金の公私混同問題は、都知事になる前の話ですし、正直、われわれ都庁職員には答えられないんですよ。それを相手に伝えると、もう怒りのボルテージが上がって、上がって。受話器を耳から離しても声が聞こえてくるぐらいの大声で怒鳴られるんです…」(都庁職員)

2016.05.19

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味方であるはずの自民党からも「辞職」を勧告する声が

 舛添氏が政治資金で家族旅行をしていた疑惑を報じると、野党都議からは「辞職に値する」(旧東京維新の会・柳ヶ瀬裕文氏)との声が上がり、味方のはずの都議会自民党からも“待ってました”とばかりに「都知事はもう持たない。辞任は時間の問題」と舛添降ろしの動きが始まった。

2016.05.16

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 一連の疑惑に対して舛添氏は2016年5月20日の会見で「第三者の目」で審査することを発表した。

◆「第三者調査」では「違法性はないが不適切」と結論

 2016年6月6日、舛添氏が記者会見に連れて来たのは森本哲也弁護士と佐々木善三弁護士の2人。政治資金としって支出した飲食代や宿泊費などの第三者調査の結果、「違法性はないが、一部で不適切な支出があった」と結論づけた。

◆都知事を辞職へ

 2016年6月15日、舛添氏が辞職願を都議会議長に提出し、21日付けで辞職することが決まった。17日に予定されていた定例記者会見を欠席し、政治資金の数々の不適切な流用問題や辞職の経緯などの説明せず、都知事を辞職した。

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