芸能

とと姉ちゃん・阿部純子 小橋家の肉へのこだわりに圧倒される

『とと姉ちゃん』で中田綾役を演じる阿部純子(事務所HPより)

 連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(NHK総合月~土、8時~8時15分ほか)で、主人公・小橋常子の女学校時代からの親友・中田綾役を演じる阿部純子(23才)。撮影のなかでは、数々の印象深い出来事があるという。

 * * *
 綾という女性が年月を経て、どんなふうに人生が変わっていくのかを演じるのは、やりがいを感じます。

“朝ドラ”の醍醐味ですね。幼い頃から“とと”の代わりだった常子とは違い、女学校時代には何も背負うものがなかった綾。しかし、多くの女性がそうであったように、綾も戦争や時代の変化の荒波に揉まれていきます。

 戦争未亡人となって2才の子供を育てる母親となった綾が、常子と再会したことで、精神的に支えられたと思います。戦争を経て常子と綾という親友の関係性も、より一層、太く、深くなりました。

 出版社で社長となる常子に励まされながら、綾も少しずつ自分の足で人生を切り開いていきます。そんな2人の姿を温かい目で見守っていただければ嬉しいです!

 女学校の卒業式のあと、小橋家での宴会シーンは、『とと姉ちゃん』ファミリー総勢での撮影で、本当に大盛り上がりだったんです。

 女学校時代の綾は、常子と2人だけのシーンが多く、他の共演者とご一緒する機会も少なかったので嬉しかったですね。青柳商店、森田屋のみなさん、星野さん(坂口健太郎)とやっとお会いできた!と気分が高まりました。

 一発芸を披露した場面では、隈井さん(片岡鶴太郎)の踊る“かっぽれ”や、宗吉さん(ピエール瀧)の腹踊りもあったので、今、思い出すだけでも、「ふふふ」と楽しい気持ちになります。

 高畑さんを筆頭に、小橋家のみなさんはグルメで特に「お肉料理」へのこだわりがすごいんです。撮影が休みの日に食事で集まる時には、必ずといっていいほどメーンはお肉。

 先日、現場の待合室で「肉特集」と大きくタイトルのついた雑誌まで発見! 「ここのお店、おいしそうですね」と話したところ、すでに小橋家のみなさんで行ったと聞いた時には、さすがに驚きました(笑い)。

【PROFILE】
あべ・じゅんこ。1993年5月7日生まれ。大阪府出身。小学生の頃よりモデルとしてデビュー。ドラマ『好きな人がいること』(毎週月21時~21時54分/フジテレビ系)にも出演中。

※女性セブン2016年8月25日号

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト