スポーツ

王者・内村航平を悩ませる、母の露骨な「嫁外し」

リオで活躍した内村航平(所属する「コナミスポーツ」HPより)

「いちばんいい色のメダルがとれた。いちばん幸せ者だと思う」。8月11日、五輪史上44年ぶりに体操個人総合で2連覇を果たした内村航平(27才)は雄叫びを上げ何度も拳を突き上げた。その瞬間、東京で見守っていた妻・千穂さん(27才)は娘を膝に抱きながら、「うれしくて、感動して、いちばんはほっとしています」と言葉を絞り出した。目には今にもこぼれ落ちそうな涙──。

 一方、現地リオの応援席では母・周子さんがスタンド席で横断幕を掲げ、声をからしていた。

「奇跡を見せてくれてありがとう!」
「航ちゃん、おめでとう!」

 飾られた横断幕には、「見守ってるよ 家族より」の文字と、周子さんや、父・和久さん、2才年下の妹・春日さん、愛犬の写真が並んでいた。しかしそこに、千穂さんと2人の娘の姿はなかった──。

 世界選手権6連覇、五輪2連覇と他の追随を許さない“絶対的エース”の内村。一転プライベートを見ると、夫として息子として“嫁姑問題”の渦中にいる。

 内村が結婚したのはロンドン五輪後の2012年11月。翌12月に千穂さんの妊娠を発表し、“授かり婚”であることが判明。嫁姑関係はこの時すでに不協和音が生じていた。

「内村は所属するコナミの関係者どころか、母校・日体大(日本体育大学)、日本体操協会にも事前に報告することなく極秘入籍しました。報道を見て驚いた人は多かった。しかも、内村にはそれまで長くつきあっていた彼女がいたのですが、その子と別れてすぐの結婚だったため関係者の間では二重の驚きでした。周子さんは“つきあい始めてすぐにデキちゃった結婚なんて情けない”って怒り心頭でね…。当然、彼女への心証もよくありませんでした」(スポーツ紙記者)

 千穂さんは日体大体操競技部の後輩にあたり、全国大会3位の実績もある。それでも周子さんのお眼鏡にはかなわなかった。当時、結婚についてコメントを求められた周子さんは、「結婚で変わったことはありません」と素っ気ない対応に終始。結婚直後のブログでも意味深にこう綴っていた。《この笑顔だけは絶やさず我慢していきますわ》。

 2013年9月に三重県で行われた全日本社会人体操競技選手権では、嫁姑の“微妙な距離感”が目撃された。

「千穂さんは当時生まれたばかりの長女と一緒に観戦していて、周子さんは少し離れた席に座っていました。でも会話はほとんど交わさず、帰る時もバラバラ。というのも、その時の千穂さんの格好が、露出度が高くピンヒールを履いていたことで、“場をわきまえていない”と周子さんはイライラしていたみたいです。この大会以外でも千穂さんと周子さんが一緒に応援しているのは見たことがないですね」(体操関係者)

 五輪出場を目標に15才で単身上京して以来、練習や合宿、遠征などで実家に帰る時間はほとんどなくなった内村だが、結婚はそんな生活にさらに拍車をかけた。実家のある長崎県諫早市の近隣住民たちは、「お嫁さんと子供さんの姿は一度も見たことがない」と口を揃える。

「東京に出て行って以来、航平くんの姿を見かける回数も少なくなりましたね。といってもお正月はよく帰ってきてましたよ。でも、結婚してからはお正月に一度も見ていないな。結婚翌年だったか、航平くんがひとりで帰ってきたけどその時もすぐに戻っちゃったみたいだし。おばあちゃんもお孫さんには数回しか会ったことがないそうです。お嫁さんがあんまり来たがらないんですかね」(近所に住む女性)

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン