近隣住民の証言を裏づけたのは内村の妹・春日さんのひと言だ。団体戦で金メダルに輝いた翌日(8月9日)、『ミヤネ屋』(日本テレビ系)に中継で出演した春日さんは内村について聞かれ、こう答えた。
「兄とはまったく連絡をとっていません。金メダルのお祝いメッセージも送っていないです。向こうにも家族がありますから…」
周子さんも、団体優勝直後に祝福メッセージを送ったが返信がないことを明かしており、母や妹との連絡は絶つ一方で、妻には「すごく疲れた」「応援ありがとう」と試合直後に連絡を入れている。嫁姑関係で板挟みになる夫の立ち位置は難しいが、内村は“嫁側”を貫いているようだ。
昨年11月、スコットランド・グラスゴーで行われた世界選手権から帰国後、出演したテレビ番組で流れた、「何が食べたい? 好きなものをなんでも作ってあげる」という周子さんからのビデオメッセージに、「いちばん食べたいもの? そりゃあ奥さんの手料理ですよ」ときっぱり答えている。
「ロンドン五輪の時、航平くんは表彰台を降りてから客席にいる周子さんに花束を渡したんです。周子さんはそれがすごくうれしかったって言ってました。でも、去年の世界選手権の時は会場にいたお嫁さんに花束を渡したそうなんです。“今、航平を支えているのは奥さんだから当たり前かもしれないけどね…”と周子さんは寂しそうでしたね」(周子さんを知る近隣住民)
嫁と姑の距離が縮まることはなかった。そして冒頭の横断幕──。
「“家族より”と書かれているのに千穂さんと2人の娘さんの写真はなく、まるで“嫁外し”をしているようでゾワッとしました。結婚後、内村が千穂さんを連れて帰省したのは1回だけだそうで、2人の関係は結婚から4年経った今もまったくよくなっていないんだな、と思わざるをえません」(前出・体操関係者)
※女性セブン2016年9月1日号