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雅子さまのネックレスは伝統への尊敬と次代への革新表す

雅子さまのネックレスにも伝統への尊敬が見られるという

 来年4月に高校生になられる皇太子ご夫妻の長女、愛子さま。そんな愛子さまの成長とシンクロするように、雅子さまのご体調も快復傾向をたどっている。天皇陛下の「生前退位」報道以降、次の皇后になられる雅子さまへの注目度も一層高まっている。

「雅子さまは、陛下と美智子さまが大切にされているものを受け継ぎながら、次代にふさわしい皇后像を作り出そうと模索されています」(宮内庁関係者)

 そうした思いを象徴しているのが、那須塩原駅に到着された24日、雅子さまの首にかけられた大ぶりなネックレスだ。

「『SIRI SIRI』という日本発のブランドのガラス製のネックレスで、現在ではMoMA(ニューヨーク近代美術館)をはじめ海外にいくつもショップがある人気ブランドです。以前、ケネディ米駐日大使(58才)が同じネックレスをつけていたことでも話題になりました」(百貨店関係者)

 ブランドコンセプトは「自由への探求心を忘れない女性のためのアクセサリー」。雅子さまがこのネックレスを身につけられた理由を、前出の宮内庁関係者はこう忖度する。

「両殿下は、両陛下が大切にされてきた福祉の分野や、困難な状況にあるかたがた、たとえば被災した人たちに心を寄せるという路線を引き継ぐことは当然とお考えになっています。その上で、ご夫妻と同世代だったり、もっと若い世代の人ともより厚く交流されていきたいとお考えなんです。

『SIRI SIRI』の製品は、ガラス加工という長きにわたる伝統的な製法を、3代目にあたる40代の職人が継承し、ひとつひとつ手作業で仕上げるもの。“伝統への尊敬”と“次代への革新”、その両方への思いを、雅子さまはネックレスに表現されたのではないでしょうか」

 夏を終え、ご成長を見せられた愛子さまと、ご決意を見せられた雅子さま。皇室の未来には、厚い雲では遮れない明るい光が注がれている。

撮影■雑誌協会代表取材

※女性セブン2016年9月15日号

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