芸能

10月新ドラマ 菅野美穂単独主演は松嶋菜々子サイドの意向大

TBSの10月ドラマは菅野美穂と松嶋菜々子が共演

 撮影がはじまったばかりのドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』(10月14日スタート、TBS系)収録現場で、主演を務める菅野美穂(39才)は緊張した面持ちを見せていた。

「昨年8月の出産でしばらく仕事から遠ざかっていたうえに、4年ぶりの主演ドラマですからね。しかも共演者が松嶋菜々子さん(42才)。新人のような緊張ぶりで、子役の女の子にも“よろしくお願いします”と、敬語で挨拶していました」(ドラマ関係者)

 舞台はとあるタワーマンション。菅野演じる主人公、専業主婦の亜紀は、夫(田中直樹、45才)と2人の子供たちと家族4人でこのマンションに引っ越してきた。しかし、なかなか“タワマン暮らし”のセレブ妻たちになじめない。

 そんなとき、同じマンション内でフラワーアレンジメント教室を開く弓子と出会う。引っ越してきたばかりで意気投合する2人だったが、実は弓子には裏の顔が…その弓子を演じるのが松嶋だ。ドラマのキーマンで「最凶の隣人」だという。

「華やかでありながら暗い影のある難しい役ですから、松嶋さんも気合を入れて役作りをしているみたいですよ。内容だけじゃなく衣装なんかにも“こうしたほうが伝わるんじゃない?”って、積極的に意見もしているんです」(前出・ドラマ関係者)

 当初、同ドラマは菅野と松嶋のW主演というアイディアがあったという。

「女優としての格を考えてもW主演は自然なこと。しかも松嶋さんの夫・反町隆史さん(42才)は菅野さんと同じ事務所で先輩にあたります。それでも菅野さんの単独主演となったのは松嶋さんサイドの配慮が大きかったようです。“変な気遣いで主演にしないでください”と。W主演にすると双方のバランスを取ろうとしてドラマの面白味が薄れてしまうことになる。

 それを危惧して、2番手で構わないということを明確にしたんでしょう。夫の後輩の復帰作に花を持たせたいという気持ちもあったんだと思います。友情出演のような立場を除けば、松嶋さんが2番手で出演するなんて最近ではあり得なかったこと。大きな選択だったと思いますよ」(テレビ局関係者)

 W主演を固辞した理由として現在出演中のドラマ『吉良奈津子』(フジテレビ系)の視聴率が低迷しており、「主演ドラマが2作連続でコケることを恐れた。いわば責任回避の面もあった」(前出・テレビ局関係者)という指摘もあるが、別の大人の事情を口にする関係者もいる。

「このドラマの放送局は大ヒットドラマ『半沢直樹』を作ったTBS。主演は菅野さんの夫の堺雅人さん(42才)でした。今回、菅野さんの主演ドラマとして全面的に盛り上げることで、堺さんにまた出演してもらいたいという思惑もあったのかもしれません」(芸能関係者)

※女性セブン2016年9月22日号

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン