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山路徹氏がゲス川谷に苦言「男は身を挺して彼女を守る覚悟を」

ゲス川谷に苦言を呈した山路徹氏

「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27才)との不倫騒動を機に仕事を失い、休業へと追い込まれたベッキー(32才)。その裏で、川谷は休業することもなく、音楽活動を継続し続けてきた。いくら謝罪しても表に出れば炎上し叩かれるベッキーとは対照的に、自由な発言が支持されてきた。だが立場は一転、新恋人・タレントのほのかりん(20才)の存在が明らかとなり、彼女が未成年だった時(20才の誕生日直前)の飲酒問題を受けて活動自粛を発表した。

 ここに来て、ベッキーを応援する声が聞こえ、川谷の責任を指摘する声が大きくなってきたが、この8か月間、2人に対する世間の“制裁”はあまりに違った。ここまで男女の不倫格差がハッキリすると、笑うに笑えない。

 この格差をどう受け止めればいいのか。過去にも同じようなことがあった。2010年12月、タレントの大桃美代子(51才)がツイッターでこうつぶやいた。

〈ショックだったのは、元夫が麻木久仁子さんと不倫をしていた事がわかったこと。先輩として尊敬していたのに、ショック…どうして…〉

 前夫の山路徹さん(55才)とタレントの麻木久仁子(53才)が不倫関係にあったという前代未聞の暴露ツイートに世間はハチの巣をつついたような騒ぎになった。

 あわてて会見を開いた麻木は「不倫ではない」と釈明したが、世間の風当たりは強く、「インテリ芸能人」のイメージが崩れ、レギュラーを務めていた情報番組2本を降板した。

 一方の山路さんは「モテ男キャラ」がハマって人気沸騰。不倫発覚後、スイーツ片手に情報番組やバラエティーに引っ張りだことなった。当の山路さんが「不倫の男女格差」について指摘する。

「そもそも世の中には、“男は浮気をするもの”というイメージがある一方、“女は不倫をしてはならない”というイメージも根強い。それゆえ、世間は不倫をする男性には“仕方ないな”と寛大だけど、女性には“これはダメだ”と厳しくなる。いいか悪いかは別として、不倫については明らかに“男女格差”というか、“男女差別”があることは否めません」

 不倫の男女差別があるからこそ、不倫をした男性は相手の女性を徹底して守るべきだと山路さんは続ける。

「ベッキーさんのケースでは、川谷さんが『自分は独身だとウソをついて彼女を騙して、恋愛に引きずり込みました』と説明すれば、世間の人々は『ベッキーは騙されたんだ』『ベッキーはウブだったんだ』と彼女に同情したはず。

 それなのに川谷さんが何も言わなかったので、ベッキーさんが矢面に立たされ、最初の対応を誤ってズルズルと尾を引くことになった。ベッキーさんほどの芸能人とつきあうなら、男は“何かあったら自分が身を挺して彼女を守る”との覚悟を決めておかないといけません」

 山路さん自身、不倫騒動時は自らが矢面に立つ覚悟で会見に臨んだという。

「ぼくも頑張ったけど、『女は不倫してはならない』というイメージは強固で、どうしても男性より女性のほうが不倫の代償を背負わされることになる。当時のことは今思い返してもつらいですね」

※女性セブン2016年10月20日号

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