ライフ

カーツさとう 前立腺がん「PSA検査」初体験記(第1回)

検便もずいぶんとハイテクっぽくなっている


 ところで『前立腺がんは怖くない』によれば、前立腺がんの可能性を検査するPSA(腫瘍マーカー)検査は採血だけで済むという。ってことは、市のがん検査に前立腺がんが含まれてなければ、市の健康診断自体が採血してガンマGTPとか調べるワケなんで、肺がんや胃がんの検診のように費用が安くなるワケではないが、費用を別負担すれば健康診断と同時に前立腺がんの検査もしてくれるに違いない!

 ということで、封筒に同封されていた市の健康検査を受けられる病院リストの中から自宅に近い病院を選んで「市の健康診査と同時にがん検診も受けて、さらに前立腺がんの検診もしてくれるか?」と電話してみる。

 まずは5年程前に健康検査を受けた病院に聞いてみる。すると……。

「あ~市の検査に追加の検査を受け付けてません!」

 オノレの病院、遅れとるわ!! もう2度といかないッ!

 2軒目。

「大丈夫ですよ、ただし別費用がかかりますけど」

 アンタの病院、進んでるぜ!!  さっそく検査を受けることにする。

 ちなみに前立腺がんの検査費用は2720円であった。この2720円って一体がん検査の費用としては高いのか? 安いのか?

 前立腺がんを早期発見できるPSA検査。医療機関によってその費用は若干の違いはあるがおおむね2000~3000円らしい。そして、オレが聞いた病院では2720円であった。

 ちなみに他のがんの検査費用はいくらくらいなのだろうか? 今回オレが受けるがん検査の場合、市が費用を補助しているので肺がんはX線検査で900円、大腸がんはいわゆる検便で700円、胃がんが内視鏡検査で3000円という安さになっている。

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
「What's up? Coachella!」約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了(写真/GettyImages)
Number_iが世界最大級の野外フェス「コーチェラ」で海外初公演を実現 約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン