ライフ

伊勢谷友介や木村文乃も 「うつわブーム」にハマる人が続々

うつわの虜になる人が急増(写真は「千鳥」店内)

 今、作家物のうつわブームがきている。ひと昔前は、中高年や一部のこだわりを持つ人が趣味として楽しんでいたが、おしゃれで実用的なアイテムとして、うつわにハマる人がここ一年で急増。男性や、20代の若者にも人気が広がっている。

 伊勢谷友介、木村文乃、吉川ひなの、中谷美紀など、うつわに魅了されている芸能人も多い。近頃、「STORY」や「otona MUSE」といった女性ファッション誌でもうつわが多々取り上げられており、「POPEYE」などの男性誌でも。「UOMO」11月号では、「おしゃれの目利きが虜に!ニッポンのうつわ。」のタイトルで7ページにわたり特集されており、その中で、伊勢谷は濱中史朗氏のうつわを紹介しながら、その魅力を語っている。

 そんなうつわ人気急上昇の原因は「インスタグラム」だと、業界関係者は口を揃える。あらゆるうつわ作家の個展を渡り歩いて“戦利品”をアップする、自称“うつわ病”のインスタグラマーも多い。都内の人気うつわ店のひとつ、「千鳥」店主・柳田栄萬さんはこう語る。

「去年ぐらいからブームを感じています。インスタグラムを通して“こういう世界があるんだ”と作家物のうつわの良さに気づいた方が多く、熱心に見てくださっています。ツイッターやフェイスブックでうつわブームは起こらなかったのは、食べ物をアップする人が多いインスタグラムと相性が良かったんだと思います」

 経済的な余裕が出てきて、作家物のうつわに料理を盛りつける楽しみを持ち始める40代が増えており、うつわを買い求める中心層となっている。それに加え、「千鳥」でもこの1年で、若い人や男性客も増えたという。

「20代から70代の方まで幅広くいらっしゃいますが、一番多いのは男女共に40才前後です。以前は、作家物のうつわを買うのは、こだわりを持っている方などごく一部の方でしたが、今は幅広く、20代の若い方も圧倒的に多いです。男性も以前は食器としてより、いわゆる陶芸としてファンになるコレクター的な方が多かったですが、今は実際に自分が料理して使う目的でお越しになる方が多いですね」

 うつわが人気の大きな理由は、「手作りであること」と柳田さんはいう。

関連キーワード

関連記事

トピックス

昭和館を訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年12月21日、撮影/JMPA)
天皇ご一家が戦後80年写真展へ 哀悼のお気持ちが伝わるグレーのリンクコーデ 愛子さまのジャケット着回しに「参考になる」の声も
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
《ジャンボ尾崎さん死去》伝説の“習志野ホワイトハウス豪邸”にランボルギーニ、名刀18振り、“ゴルフ界のスター”が貫いた規格外の美学
NEWSポストセブン
西東京の「親子4人死亡事件」に新展開が──(時事通信フォト)
《西東京市・親子4人心中》「奥さんは茶髪っぽい方で、美人なお母さん」「12月から配達が止まっていた」母親名義マンションのクローゼットから別の遺体……ナゾ深まる“だんらん家族”を襲った悲劇
NEWSポストセブン
シーズンオフを家族で過ごしている大谷翔平(左・時事通信フォト)
《お揃いのグラサンコーデ》大谷翔平と真美子さんがハワイで“ペアルックファミリーデート”、目撃者がSNS投稿「コーヒーを買ってたら…」
NEWSポストセブン
愛子さまのドレスアップ姿が話題に(共同通信社)
《天皇家のクリスマスコーデ》愛子さまがバレエ鑑賞で“圧巻のドレスアップ姿”披露、赤色のリンクコーデに表れた「ご家族のあたたかな絆」
NEWSポストセブン
1年時に8区の区間新記録を叩き出した大塚正美選手は、翌年は“花の2区”を走ると予想されていたが……(写真は1983年第59回大会で2区を走った大塚選手)
箱根駅伝で古豪・日体大を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈3〉元祖“山の大魔神”の記録に挑む5区への出走は「自ら志願した」
週刊ポスト
12月中旬にSNSで拡散された、秋篠宮さまのお姿を捉えた動画が波紋を広げている(時事通信フォト)
〈タバコに似ているとの声〉宮内庁が加湿器と回答したのに…秋篠宮さま“車内モクモク”騒動に相次ぐ指摘 ご一家で「体調不良」続いて“厳重な対策”か
硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将(写真/AFLO)
《戦後80年特別企画》軍事・歴史のプロ16人が評価した旧日本軍「最高の軍人」ランキング 1位に選出されたのは硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将
週刊ポスト
米倉涼子の“バタバタ”が年を越しそうだ
《米倉涼子の自宅マンションにメディア集結の“真相”》恋人ダンサーの教室には「取材お断り」の張り紙が…捜査関係者は「年が明けてもバタバタ」との見立て
NEWSポストセブン
死体遺棄・損壊の容疑がかかっている小原麗容疑者(店舗ホームページより。現在は削除済み)
「人形かと思ったら赤ちゃんだった」地雷系メイクの“嬢” 小原麗容疑者が乳児遺体を切断し冷凍庫へ…6か月以上も犯行がバレなかったわけ 《錦糸町・乳児遺棄事件》
NEWSポストセブン
11月27日、映画『ペリリュー 楽園のゲルニカ』を鑑賞した愛子さま(時事通信フォト)
愛子さま「公務で使った年季が入ったバッグ」は雅子さまの“おさがり”か これまでも母娘でアクセサリーや小物を共有
NEWSポストセブン
ネックレスを着けた大谷がハワイの不動産関係者の投稿に(共同通信)
《ハワイでネックレスを合わせて》大谷翔平の“垢抜け”は「真美子さんとの出会い」以降に…オフシーズンに目撃された「さりげないオシャレ」
NEWSポストセブン