鉄道やアニメ、相撲などの度を越したファンである半面、コロンビア大学、シカゴ大学、ニューヨーク大学に合格した才媛。幼少期にアメリカで暮らしていたことからインタビューするのには支障がなかった。

 が、東京のスタジオからの質問さばきや、インタビューを区切るタイミングがうまくいかなかったりで、とても及第点とは言えなかった。本人も“グダグダぶり”を謝罪し、それがまたネットニュースで話題になった。12日の『新・フジテレビ批評』での特集「拡大する“ネットニュースサービス”の行方」では、その市川にまつわるネットニュースの画面が延々と映し出されることとなり…、スタッフはヒヤヒヤしたと思う。

 一方の椿原は、さすがに報道アナとして日ごろから経験を積んでいるだけあって、刻一刻と変わる状況を見事にリポートしていた。

 実はその頃、私は同局『バイキング』のスタジオに居て、予定されていた芸能ネタなどを話すつもりだったのだが、トランプ氏が大方の予想に反して健闘しはじめたため、番組は全編、大統領選の結果に差し変わった。

『バイキング』を帯で進行しているのは、椿原アナ、加藤綾子アナと同期の榎並大二郎アナ。

 日ごろからこの3人はとても仲良しで、独身時代の榎並アナは、度々、椿原&加藤の“おもちゃ”にされていた。

 有名なのは、榎並アナが深夜勤務だった際、自宅呑みをしていた椿原アナと加藤アナが「〆のラーメン」に榎並アナを誘った。榎並アナは指定された店に行ったのだが待てど暮らせど同期の女子アナ二人は姿を現さず、さらに電話にも出ず…。ラーメン店の前で淋しく自撮りをした榎並アナの画像は、劇場版『HERO』と『めざましテレビ』がコラボしたPRの際、八嶋智人によって暴露されたのだ。ちなみに、女子アナ二人は既に爆睡していて電話にも気づかなかったらしい。

 そんな“仲良し”の榎並アナに、『バイキング』のCM中、「椿原さんは英語ペラペラなの?」と、こっそり訊ねてみた。

 すると「ネイティブというワケではないんですが、勉強しているので日常会話に問題はありません。インタビューは、しっかりやれているハズ」とのことだった。さらに榎並アナは、「椿原が居る会場は、カメラマンと二人だけしか入れてもらえないそうなんです。『だからタイヘン』って、いまLINEが来ました」とも教えてくれた。共に本番中なのだが…(苦笑)、彼らの仲の良さがさらにわかるエピソードだった。

 椿原アナが伊藤アナや宮根さんとの共演で訓練されているのだなぁとわかる場面は、この日の『バイキング』でMCの坂上忍や、おぎやはぎを始めとする芸人とのやりとりやツッコミからもよくわかった。

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