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2016.11.22 07:00  週刊ポスト

武田勝 メッタ打ちされて見つけた「最高の2番手」という道

 今後は独立リーグでフロントとコーチの“二刀流”を目指すが、「指導者としての理想はシダックス時代の恩師、野村克也監督のような“気づかせ屋”です」と言う。

「本当はダルや大谷のように160km投げたいですよ。でも、それができないならどうするか? 僕はコントロールとキレを磨くしかないと社会人時代に考え、オーバースローからサイドスローに転向しました。そういう“気づき”を与えられれば、悩んでいる選手も前を向いて頑張ることができる。

 たとえば後輩の斎藤佑樹は一軍で活躍できず難しい状況にいますが、僕から見ればフォームなど細かい点ばかり考えていて、大事なことを見失っているように思う。まずは技術よりも“今自分は気持ちよく投げられているのか?”というところが大事。そこに気づけば、プロで生き残るために何をすべきかが見えてくると思うんです」

 一番になれなかったから、諦めたからこそ掴めた栄光もある。

【プロフィール】たけだ・まさる/1978年愛知県生まれ。2006年、シダックスからドラフト4位で日本ハムに入団。日ハム一筋11年、左のエースとしてチームを牽引。通算成績は244試合に登板、82勝61敗1セーブ、防御率3.02。

撮影■久保田洋

※週刊ポスト2016年12月2日号

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