ライフ

意外なダイエットレシピ ビーフステーキ、ひき肉炒飯など

著者・柳澤英子氏の26kg減ビフォーアフター

 幅広い年代の女性に支持され大ベストセラーになったダイエット指南書『やせるおかず作りおき』(通称『やせおか』)シリーズ。男性向けに書かれた『夫もやせるおかず作りおき』も増刷に次ぐ増刷だ。満足感を得ながらやせられる「おかず」の作り方と、外食を含む「食べ方」のコツを著者の柳澤英子氏(料理研究家・編集者)に聞いた。柳澤氏は1年間で73kgから47kgへ26kgの減量に成功。以後リバウンドはしていないという。

『夫もやせるおかず作りおき』では、10kgの減量に成功した柳澤氏の夫のほか、「夫がやせた!」という体験レポートを紹介。なかには「たった3週間でマイナス8.7kg」という男性もいた。

 同書で紹介されているレシピには、ダイエットのイメージとは違うものもある。例えば、「ビーフステーキ きのこマリネ」。サイコロステーキ用の牛肉を200g使用するが、きのこ類の中でもダイエット効果が高いとされているまいたけと一緒に食べることで、「やせるおかず」に変身する。

 作り方は、(1)牛肉に塩、こしょうをふり、フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、肉を焼く。(2)肉の色が変わったらまいたけを入れて弱めの中火で2分ほど炒める。そこにポン酢しょうゆ(大さじ3)、酒、水(各大さじ2)を加えて混ぜ、ひと煮立ちしたら細ねぎを加えて火を止める。

 ふだん料理をしない男性にも作れそうだ。「ひき肉チャーハン」も「やせおか」として紹介されている。

(1)フライパンにごま油を入れて中火にかけ、豚ひき肉、しょうゆ少々を入れて炒める。(2)肉の色が変わったら、にんじん、しいたけ、長ねぎを加えて混ぜる。(3)もち麦入りごはんを加えて混ぜ、顆粒中華だし(小さじ1)、塩、こしょう、しょうゆ(各少々)で味を整える。

 チャーハンこそ炭水化物の塊という印象のメニューだが、「白飯より油でコーティングされているチャーハンの方が糖の吸収がゆるやか」(柳澤氏)だという。ダイエット食材として注目される「もち麦」を白米に混ぜるのもポイントだ。

※週刊ポスト2016年12月2日号

関連記事

トピックス

オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
黒島結菜(事務所HPより)
《いまだ続く朝ドラの影響》黒島結菜、3年ぶりドラマ復帰 苦境に立たされる今、求められる『ちむどんどん』のイメージ払拭と演技の課題 
NEWSポストセブン
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
公職上の不正行為および別の刑務所へ非合法の薬物を持ち込んだ罪で有罪評決を受けたイザベル・デール被告(23)(Facebookより)
「私だけを欲しがってるの知ってる」「ammaazzzeeeingggggg」英・囚人2名と“コッソリ関係”した美人刑務官(23)が有罪、監獄で繰り広げられた“愛憎劇”【全英がザワついた事件に決着】
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
NEWSポストセブン