その『あさえがお』について、「あっという間に重版しました。予想通り、初版は男性ファンの方が買ってくださったようですが…、私は同年代の女性の皆さんにお読みいただきたいと思っています」と言うのは今回、同書の編集を担当したMさん。
カトパンより3歳下で、単行本以外にグラビア編集にも定評があるMさん。今回、『あさえがお』にはファン垂涎の撮り下ろし、24ページが収録されていることで、Mさんにお鉢が回って来たのだろう。
果たして、カトパンより年下の女性にとって「スーパー綾子」はどう映ったのだろうか?
「ビックリするぐらい裏表がないんです。仕事柄、最初はそのことを疑ってかかったんですが、本当に裏表のない方で…」
テレビ画面から伝わる通りの爽やかで明るいまんまのカトパンを前に、編集者として一瞬、悩んでしまったという。
「売れる本を作るためには、やっぱり、ちょっと黒い部分というか、読者が想像もしていなかった面が出ていないといけないと思うし、私は筆者が女性の、そういう本ばかりを編集してきたので」とMさん。
その後、打ち合わせのため、じっくり話を聞いたところ、カトパンが幼少期から中学2年で完治するまでアトピー性皮膚炎に悩まされていたということをMさんは知る。
「その頃のお写真も『あさえがお』には掲載させていただいています。モノクロですが、確かに頬が赤く腫れていることがわかります」(Mさん)
子供というのは残酷なところがあるもので、身体に何かトラブルを抱えた同級生に、ひどい言葉を投げかけたり、いじめたりと攻撃的になることも。幼稚園から中2までなので、10年近く、そうした“いじめ”に悩まされたカトパンは、その後は「何をしても幸せ」と、自分は「幸せのハードルが低い」と分析している。
同年代のMさんは、「仕事をしながらも、彼氏と別れて泣いたり、家族と喧嘩をしたりと、プライベートでも日々色々なことがあるのが20代なのに、毎日笑顔でテレビに出続けていた加藤さんを心から尊敬します」と。
カトパンのルックスについては、女子アナファンから、こんな分析がある。