芸能

「好きな女子アナ」2位 カトパンの安定感の秘密

「好きな女子アナ」2位と依然人気はキープ

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、初の著書が注目を浴びるカトパンに言及。

 * * *
『第13回 好きな女性アナウンサーランキング』(ORICON STYLE)が今年も発表され、1位は日本テレビの水ト麻美アナが4連覇を達成。2位には、この春フリーになった加藤綾子アナがランクインした。

 同ランキングはテレビを熱心に視聴している“オリスタ”読者が選んでいることもあり、帯番組や高視聴率の人気番組を担当する女子アナが有利。退社と同時に『めざましテレビ』(フジテレビ系)も卒業してしまったカトパンにとって、今回の集計は不利なのではないかと予想されていた。

 が、スポーツ番組(フジテレビ系『スポーツLIFE HERO’S』)という新たなチャレンジの場でも堂々としていたり、ゲストで呼ばれる番組でも、センスとユーモアあふれるコメントを連発したりするカトパンに「安定感」と「バランス」を指摘する声が多かったようだ。

 フリーになって、仕切りではなくゲストでバラエティー番組などに呼ばれるようになっても「どうしてもMCのようになってしまって、“裏まわし”を買って出てしまう」「芸能人の皆さんに遠慮してしまって、自分を出すことができない」と悩む女子アナは多いものだ。が、カトパンは、番組ごとに自分の役割を察知し、見事に切り替えている。

 件の“オリスタ”読者の声には「加藤アナの表情がイキイキしてきた」というものも。『めざまし〜』出演のため、平日は3時起きで、他にも多数の担当番組を抱えていたため、「加藤にばかり集中させるな」という局の方針により一時はレギュラーが減っていた。が、結局「数字を獲るには加藤しかいない」「また加藤に頼もう」と再び担当番組が増えたカトパン。そんな過酷なスケジュールに、共演者から「加藤はもうボロボロだ」と心配する声も上がっていたものだ。

 果たして、フリーになったいまは、自身がキャラクターをつとめる『SHARP AQUOSスマートフォン』のCMのように、同年代の女性らしいライフスタイルを満喫していると思われる。

 が、実際、『めざまし〜』担当時代とは想像もつかないぐらい、かなり「ゆったりした」一日のスタートに「少し申し訳なさを感じてしまう」と、カトパンは“初の著書”『あさえがお』(小学館刊)冒頭で綴っている。

関連記事

トピックス

佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
池田被告と事故現場
《飲酒運転で19歳の女性受験生が死亡》懲役12年に遺族は「短すぎる…」容疑者男性(35)は「学校で目立つ存在」「BARでマジック披露」父親が語っていた“息子の素顔”
NEWSポストセブン
若隆景
序盤2敗の若隆景「大関獲り」のハードルはどこまで下がる? 協会に影響力残す琴風氏が「私は31勝で上がった」とコメントする理由 ロンドン公演を控え“唯一の希望”に
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
《15歳女子生徒にわいせつ》「普段から仲いいからやっちゃった」「エスカレートした」“やる気スイッチ”塾講師・石田親一容疑者が母親にしていた“トンデモ言い訳”
NEWSポストセブン
9月6日に悠仁さまの「成年式」が執り行われた(時事通信フォト)
【なぜこの写真が…!?】悠仁さま「成年式」めぐりフジテレビの解禁前写真“フライング放送”事件 スタッフの伝達ミスか 宮内庁とフジは「回答は控える」とコメント
週刊ポスト
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
世界選手権東京大会を観戦される佳子さまと悠仁さま(2025年9月16日、写真/時事通信フォト)
《世界陸上観戦でもご着用》佳子さま、お気に入りの水玉ワンピースの着回し術 青ジャケットとの合わせも定番
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
『徹子の部屋』に月そ出演した藤井風(右・Xより)
《急接近》黒柳徹子が歌手・藤井風を招待した“行きつけ高級イタリアン”「40年交際したフランス人ピアニストとの共通点」
NEWSポストセブン
和紙で作られたイヤリングをお召しに(2025年9月14日、撮影/JMPA)
《スカートは9万9000円》佳子さま、セットアップをバラした見事な“着回しコーデ” 2日連続で2000円台の地元産イヤリングもお召しに 
NEWSポストセブン
世界的アスリートを狙った強盗事件が相次いでいる(時事通信フォト)
《イチロー氏も自宅侵入被害、弓子夫人が危機一髪》妻の真美子さんを強盗から守りたい…「自宅で撮った写真」に見える大谷翔平の“徹底的な”SNS危機管理と自宅警備体制
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン