国内

稲田防衛相 ゲス宮崎夫妻への結婚祝儀を政治資金で拠出

宮崎夫妻への結婚祝儀を政治資金で拠出

 カネの使い方も、さすがは初の女性総理候補の貫禄と言うべきか。毎年11月に公開される政治資金収支報告書をめぐっては、例年必ず閣僚たちの飲食代が話題になるのだが、安倍政権全閣僚の飲食会合費ランキングで、麻生太郎・財務相、塩崎恭久・厚労相というベテラン2人に次いで稲田朋美・防衛相がトップ3入りを果たした。実に年間1456万円を飲食代で支出している(朝日新聞調べ)。

 夫婦で行きつけだというミシュラン星付きの串カツ店に4回で計38万円を始め、ホテルニューオータニなどの政治家御用達の高級ホテルも頻繁に利用。意外に派手な食いっぷり飲みっぷりである。

 実は稲田氏の政治資金収支報告書は、飲食代以外にも興味深い記載が並ぶ。たとえば昨年2月11日と12日の2日続けて、「贈答品」の名目で高級チョコレート専門店「ラ・メゾン・デュ・ショコラ六本木ヒルズ店」でそれぞれ2万9970円、5万1840円を支出している。時期が時期だけに、バレンタインの贈り物だったのだろう。

 昨年6月19日には、「みたままつり献灯代」として靖国神社に1万2000円を支出している。いかにも稲田氏らしい支出ではあるが、政治資金で処理するのは適切と言えるのか。

 それ以上に首を傾げたくなるのが、交際費として昨年8月4日に2万円を計上した項目だ。目的は「宮崎・金子両議員結婚祝儀」とあり、支出先は「宮崎謙介」となっている。そう、今年2月に“ゲス不倫”で話題となった宮崎謙介・前衆院議員と金子恵美・衆議院議員の結婚祝いである。

“同業者”の結婚とはいえ、結婚祝儀を政治資金で支払えば、政治資金を政治家同士で回し合っていることにならないか。

関連記事

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン