芸能

芸能界で「タロウ」がブーム ピコ太郎、CMで中井貴一も

ピコ太郎も「タロウ」のひとりだ

 芸能界では今、「タロウ」が活躍中だ。『PPAP』が大ヒットしたピコ太郎を始め、多くのタロウが話題を提供しているのだ。コラムニストのペリー荻野さんがブームに迫る。

 * * *
 昨年は、ピコ太郎にすべてをさらわれてしまったような日本のテレビ界。嵐の二宮和也が「ニノ太郎」になるなど、数々のパロディ〇〇太郎も登場。ピコ太郎本人は紅白にも出演、CMにも多数出演した。

 思えばCM界では、相変わらず、auで浦島太郎(桐谷健太)、金太郎(濱田岳)、桃太郎(松田翔太)の三太郎が頑張っているし、永谷園の「すし太郎」も二歳のとき、愛らしい動きで人気を集めた「太郎くん」が九歳になって再登場。元気よく、ちらしずしを作って、女の子たちに「美味しい!」とほめられていた。(ちなみに「すし太郎」CMには、かつて北島三郎とウルトラマンタロウが共演するバージョンがあり、ウルトラマンタロウは「うちは兄弟が多いので」とたくさんちらしずしを作り、ウルトラ兄弟たちに喜ばれるという設定だった)。

 他にもお笑い界では、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「細かすぎて伝わらないモノマネ」優勝経験者アナログタロウが昨年末も「八代亜紀さんはメロンの皮をぺらぺらになるまで食べるそうです」などと十八番の「どうでもいい情報を教えてくれる歌番組の曲紹介」で健在ぶりをアピール。テレビ東京の『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告』は、3000本もの事件レポートをしたという82歳の東海林のり子が、ドリンクで毒殺を続けたという埼玉愛犬家連続殺人事件の容疑者に飲み物をすすめられたなどと告白するなど独自ムードを醸し出す番組となっている。

関連記事

トピックス

東京都慰霊堂を初めて訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年10月23日、撮影/JMPA)
《母娘の追悼ファッション》皇后雅子さまは“縦ライン”を意識したコーデ、愛子さまは丸みのあるアイテムでフェミニンに
NEWSポストセブン
2023年に結婚を発表したきゃりーぱみゅぱみゅと葉山奨之
「傍聴席にピンク髪に“だる着”姿で現れて…」きゃりーぱみゅぱみゅ(32)が法廷で見せていた“ファッションモンスター”としての気遣い
NEWSポストセブン
渡邊渚さんの最新インタビュー
渡邊渚さんが綴る「PTSDになった後に気づいたワーク・ライフ・バランスの大切さ」「トップの人間が価値観を他者に押しつけないで…」
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
ルーヴル美術館での世紀の強奪事件は瞬く間に世界を駆け巡った(Facebook、HPより)
《顔を隠した窃盗団4人組》ルーブル美術館から総額155億円を盗んだ“緊迫の4分間”と路上に転がっていた“1354個のダイヤ輝く王冠”、地元紙は「アルセーヌ・ルパンに触発されたのだろう」
NEWSポストセブン
活動休止状態が続いている米倉涼子
《自己肯定感が低いタイプ》米倉涼子、周囲が案じていた“イメージと異なる素顔”…「自分を追い込みすぎてしまう」
NEWSポストセブン
松田聖子のモノマネ第一人者・Seiko
《ステージ4の大腸がんで余命3か月宣告》松田聖子のものまねタレント・Seikoが明かした“がん治療の苦しみ”と“生きる希望” 感激した本家からの「言葉」
NEWSポストセブン
“ムッシュ”こと坂井宏行さんにインタビュー(時事通信フォト)
《僕が店を辞めたいわけじゃない》『料理の鉄人』フレンチの坂井宏行が明かした人気レストラン「ラ・ロシェル南青山」の閉店理由、12月末に26年の歴史に幕
NEWSポストセブン
森下千里衆院議員(共同通信社)
《四つん這いで腰を反らす女豹ポーズに定評》元グラドル・森下千里氏「政治家になりたいなんて聞いたことがない」実親も驚いた大胆転身エピソード【初の政務三役就任】
NEWSポストセブン
ナイフで切りつけられて亡くなったウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(Instagramより)
《19年ぶりに“死刑復活”の兆し》「突然ナイフを取り出し、背後から喉元を複数回刺した」米・戦火から逃れたウクライナ女性(23)刺殺事件、トランプ大統領が極刑求める
NEWSポストセブン
『酒のツマミになる話』に出演する大悟(時事通信フォト)
『酒のツマミになる話』が急遽差し替え、千鳥・大悟の“ハロウィンコスプレ”にフジ幹部が「局の事情を鑑みて…」《放送直前に混乱》
NEWSポストセブン
『週刊文春』によって密会が報じられた、バレーボール男子日本代表・高橋藍と人気セクシー女優・河北彩伽(左/時事通信フォト、右/インスタグラムより)
「近いところから話が漏れたんじゃ…」バレー男子・高橋藍「本命交際」報道で本人が気にする“ほかの女性”との密会写真
NEWSポストセブン