芸能

芸能界で「タロウ」がブーム ピコ太郎、CMで中井貴一も

ピコ太郎も「タロウ」のひとりだ

 芸能界では今、「タロウ」が活躍中だ。『PPAP』が大ヒットしたピコ太郎を始め、多くのタロウが話題を提供しているのだ。コラムニストのペリー荻野さんがブームに迫る。

 * * *
 昨年は、ピコ太郎にすべてをさらわれてしまったような日本のテレビ界。嵐の二宮和也が「ニノ太郎」になるなど、数々のパロディ〇〇太郎も登場。ピコ太郎本人は紅白にも出演、CMにも多数出演した。

 思えばCM界では、相変わらず、auで浦島太郎(桐谷健太)、金太郎(濱田岳)、桃太郎(松田翔太)の三太郎が頑張っているし、永谷園の「すし太郎」も二歳のとき、愛らしい動きで人気を集めた「太郎くん」が九歳になって再登場。元気よく、ちらしずしを作って、女の子たちに「美味しい!」とほめられていた。(ちなみに「すし太郎」CMには、かつて北島三郎とウルトラマンタロウが共演するバージョンがあり、ウルトラマンタロウは「うちは兄弟が多いので」とたくさんちらしずしを作り、ウルトラ兄弟たちに喜ばれるという設定だった)。

 他にもお笑い界では、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「細かすぎて伝わらないモノマネ」優勝経験者アナログタロウが昨年末も「八代亜紀さんはメロンの皮をぺらぺらになるまで食べるそうです」などと十八番の「どうでもいい情報を教えてくれる歌番組の曲紹介」で健在ぶりをアピール。テレビ東京の『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告』は、3000本もの事件レポートをしたという82歳の東海林のり子が、ドリンクで毒殺を続けたという埼玉愛犬家連続殺人事件の容疑者に飲み物をすすめられたなどと告白するなど独自ムードを醸し出す番組となっている。

関連記事

トピックス

谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
列車の冷房送風口下は取り合い(写真提供/イメージマート)
《クーラーの温度設定で意見が真っ二つ》電車内で「寒暖差で体調崩すので弱冷房車」派がいる一方で、”送風口下の取り合い”を続ける汗かき男性は「なぜ”強冷房車”がないのか」と求める
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
「舌出し失神KO勝ち」から42年後の真実(撮影=木村盛綱/AFLO)
【追悼ハルク・ホーガン】無名のミュージシャンが「プロレスラーになりたい」と長州力を訪問 最大の転機となったアントニオ猪木との出会い
週刊ポスト
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン