芸能

詐欺師演じる草なぎ いい人に思われ「みんな騙されてる」

草なぎ剛がついていた「嘘」を告白

 主演ドラマ『嘘の戦争』(毎週火曜21時~21時54分 フジテレビ系)で詐欺師・浩一役を演じている草なぎ剛(42才)をインタビュー。子供の頃、何者かに家族を惨殺され、30年の時を経て家族の復讐のために動き出す。そんな役どころについて語ってもらった。

 * * *
 浩一を演じていて、すごく楽しいんですよ! おもしろいなとかゾクゾクするなと、肌で感じる感覚があって。自分の想像を超えたところでお芝居ができているので、“普段とは違う剛くんになっているな”と、みなさんも見てわかると思うんです。浩一は嘘ばかりつくので、どんな人か、正直まだよくわからない(笑い)。相手を騙すためには、たとえ殴られてでも嘘をつくような人なので。だから今回は心情をあまり考えすぎずに、その時々のシチュエーションに合わせて、全力で演じています。

 作品に花を添えてくれている、水原希子ちゃんと山本美月ちゃんにはメロメロ(笑い)! デレデレしそうになるところをクールにふるまわないと…と思って。一応、大人っぽく「趣味は?」なんて落ち着いて聞くふりをしてるけど、内心はドキドキ。それがこの撮影の中でいちばん、めちゃくちゃ嘘ついていることかもしれないですね!(笑い)

 普段、みんな騙されてるなぁって思うことは、以前のドラマの印象なのか、わりと「いい人」に思われている節が強いところ。ぼくはそんなにいい人じゃないよって、正直思いますけど、よく思われてるんだからラッキーかな(笑い)。タイトルの戦争にちなんで、自分の武器を挙げるなら…成長が遅いところ! ぼく、80才まで仕事しようと思っているから、あんまり早く成長しないほうがいいんです(笑い)。

――最後に、嘘にまつわるQ&Aをご紹介。

Q:日常で、つい演技力を発揮するときは?

A:カメラが回っていないと、まったくスイッチが入らない(笑い)。だから嘘をついても、本当にすぐばれちゃう。職業柄、演技力を生かせればいいのにね。

Q:どんな時に嘘をつく?

A:よく使う嘘は、居留守(笑い)。あとは電話がかかってきて、本当は気づいていたのに出ない。「ちょっとお風呂入ってた」ってあとでごまかす(笑い)。

Q:嘘は見抜ける?

A:あんまり疑わないんだよね~。これは本当なのかと考えるほうが、疲れちゃうから。追求しない性格は、昔から変わらないかな!

※女性セブン2017年2月2日号

関連記事

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン