「なんでこんなに注目を集めてしまっているのか、すごく戸惑っている」
と発言。一連の問題に戸惑っているのは国民の方だし、彼女の破天荒ぶりに本当に頭を抱えてしまっているのは彼女の家族に他ならない。
「まずは安倍首相です。周囲には“おれは知らなかった。なんで勝手に小学校の名誉校長を引き受けるなんてことをしたんだ”とこぼしています。誰よりもショックを受けているのは、安倍家という名門政治家一族を束ねている洋子さんではないでしょうか」(安倍首相に近い政界関係者)
安倍首相の父・安倍晋太郎氏は通産相、外務相などを歴任。その妻で、安倍首相の母親である洋子さん(88才)の父親は、「昭和の妖怪」と呼ばれた岸信介元首相である。政治家一族の歴史を見守り続けてきた洋子さんは「政界のゴッドマザー」と呼ばれている。
「洋子さんは跡取り候補の男子を3人産みましたからね。長男の寛信氏は商社マンで成功し、次男の晋三氏は首相になった。三男の信夫氏は生まれてすぐに実家の岸家に養子に出て、現在は代議士です。それに息子たちを名家の子女としっかりと結婚させているあたりも洋子さんの腕力。長男夫人はウシオ電機会長の娘・幸子さんで、昭恵さんは森永製菓創業家の長女。三男の智香子夫人の母方の実家は別府の有名老舗旅館です。実は、安倍家の男たちはみんなお酒をほとんど飲まない下戸。でも、夫人たちはけっこう飲めるんです。政治の表に出るのは男性ですが、馬力のある女性陣が一族を支えています」(前出・政界関係者)
※女性セブン2017年3月30日・4月6日号