「高級幹部の場合、仕事のストレスが強いことのほか、接待や付き合いなどで飲酒をともなった食事の席が多いことも大きな原因の一つになっているようだ」と前出の景教授は分析している。
世界保健機関(WHO)によると、中国では1億1000万人が糖尿病患者であり、糖尿病予備軍は約5億人に達している。また、中国の肥満人口は9000万人との統計もある。
愛康国賓のホームページの書き込み欄には「公務で酒を飲み、美味しいものを食べて、良いご身分だ。それで糖尿病になるなんて、どれほど良い思いをしているのか」「人民の血と汗の税金を使って、太るなんて。どんな神経をしているのか」などとの批判の声が寄せられている。