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2017.04.03 07:00  週刊ポスト

森友学園疑惑で得をしたのは小池百合子氏、神風吹いた

森友学園疑惑で神風が吹いた?(写真/共同通信社)

 森友学園疑惑の大炎上が収まらない。証人喚問で“火消し”を図ったはずの安倍晋三首相が、籠池泰典氏の証言で頭に血が上り、“偽証罪で告発しろ”と煽るものだから延焼は広がる一方だ。

 テレビも新聞も連日、この問題一色。当然、他のニュースの扱いは小さくなる。

「これで得をしたのは間違いなく小池百合子・東京都知事でしょう」

 そう語るのは都政担当記者だ。森友問題が盛り上がる前、ワイドショーは小池劇場を大きく取り上げ、NHKも都議会の百条委員会を全国中継するほどだった。

 だが、小池都知事が押せ押せだったのは石原慎太郎・元都知事の証言(3月20日)までで、その後、旗色は急速に悪化している。形勢逆転がはっきりしたのは、国会で籠池喚問が行なわれた翌日、NHKが「このまま築地市場が営業を続けた場合、豊洲に移転した場合より都の負担コストが高くなる」との独自試算を報じ、移転推進に傾いたことだ。

 都議会では、豊洲移転を遅らせた小池知事を自民党が激しく批判して攻守は入れ替わっている。

「籠池劇場がなければ今頃、都議会で防戦一方の小池氏の姿がワイドショーでも流れていたはずだが、ほとんど取り上げられない。そのため小池知事の支持率は依然高止まり。小池氏にとって籠池劇場は神風ではないか」(同前)

 小池氏も“籠池効果”を認識している様子だ。

「企業幹部らとの昼食会で、都議選での自公分裂について、『安倍さんも“小池にはまってさぁ大変”という感じでしょうか』と話を振られる場面があった。すると小池氏は『それは 別の池の方でしょう』と応じて笑わせる余裕を見せていた」(同前)

※週刊ポスト2017年4月14日号

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