国内

森友学園疑惑で得をしたのは小池百合子氏、神風吹いた

森友学園疑惑で神風が吹いた?(写真/共同通信社)

 森友学園疑惑の大炎上が収まらない。証人喚問で“火消し”を図ったはずの安倍晋三首相が、籠池泰典氏の証言で頭に血が上り、“偽証罪で告発しろ”と煽るものだから延焼は広がる一方だ。

 テレビも新聞も連日、この問題一色。当然、他のニュースの扱いは小さくなる。

「これで得をしたのは間違いなく小池百合子・東京都知事でしょう」

 そう語るのは都政担当記者だ。森友問題が盛り上がる前、ワイドショーは小池劇場を大きく取り上げ、NHKも都議会の百条委員会を全国中継するほどだった。

 だが、小池都知事が押せ押せだったのは石原慎太郎・元都知事の証言(3月20日)までで、その後、旗色は急速に悪化している。形勢逆転がはっきりしたのは、国会で籠池喚問が行なわれた翌日、NHKが「このまま築地市場が営業を続けた場合、豊洲に移転した場合より都の負担コストが高くなる」との独自試算を報じ、移転推進に傾いたことだ。

 都議会では、豊洲移転を遅らせた小池知事を自民党が激しく批判して攻守は入れ替わっている。

「籠池劇場がなければ今頃、都議会で防戦一方の小池氏の姿がワイドショーでも流れていたはずだが、ほとんど取り上げられない。そのため小池知事の支持率は依然高止まり。小池氏にとって籠池劇場は神風ではないか」(同前)

 小池氏も“籠池効果”を認識している様子だ。

「企業幹部らとの昼食会で、都議選での自公分裂について、『安倍さんも“小池にはまってさぁ大変”という感じでしょうか』と話を振られる場面があった。すると小池氏は『それは 別の池の方でしょう』と応じて笑わせる余裕を見せていた」(同前)

※週刊ポスト2017年4月14日号

関連記事

トピックス

肺がんのため亡くなったフリーアナウンサーの久米宏さん(時事通信フォト)
【追悼】久米宏さん 本誌だけに綴っていた「完全禁煙」と「筑紫哲也さんとの“再会”」
NEWSポストセブン
再選を確実とし、あいさつする小川晶氏(時事通信フォト)
《“日本中を騒がせた”ラブホ問題から復活》小川晶前橋市長、説明に「納得してない」人が52%だったにもかかわらず再選できたのはなぜか?臨床心理士「美化され…」
NEWSポストセブン
モデルやレースクイーンとして活動する瀬名ひなのさん(Xより)
《下半身をズームで“どアップ”》「バレないように隣のブースから…」レースクイーン・瀬名ひなのが明かした卑劣な”マナー違反撮影“、SNSの誹謗中傷に「『コンパニオンいらない』は暴論」
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《鎖骨をあらわに予告》金髪美女インフルエンサーが“12時間で1000人以上と関係”の自己ベスト更新に挑戦か、「私が控えめにするべき時ではありません」と“お騒がせ活動”に意欲
NEWSポストセブン
美貌と強硬姿勢で知られるノーム氏は、トランプ大統領に登用された「MAGAビューティ」の一人として知られる(写真/Getty Images)
〈タイトスーツに身を包む美貌の長官〉米・ミネアポリスで移民当局が女性射殺 責任者のクリスティ・ノーム国土安全保障長官をめぐる“評価”「美しさと支配の象徴」
NEWSポストセブン
再選を確実とし、あいさつする小川晶氏(時事通信フォト)
《ラブホ通い詰め問題》「1日100人に謝罪&挨拶」「ポエティックなインスタ投稿」で小川晶氏が前橋市長に返り咲き、支援者は「皮肉だけど、山本一太さんに感謝状を渡したい(笑)」
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
《クスリ漬けか…との声も》ギャル系美女が映っていた“異様な監視カメラ映像”とは》「薬物を過剰摂取し、足も不自由で、死んでしまう…」中国インフルエンサー(20)の住居の管理人が証言
NEWSポストセブン
高木美帆(Getty Images)
【ミラノ・コルティナ冬季五輪】荻原次晴さんが解説 「五輪の魔物」に打ち勝てる連続メダル候補の選手たち 高木美帆、渡部暁斗、平野歩夢、小林陵侑、高梨沙羅ら
週刊ポスト
中国人インフルエンサーがカンボジアの路上で変わり果てた姿で発見された(TikTokより)
「クスリを支配の道具に」「行為中に使う客層も…」変わり果てた中国人美女インフルエンサーが保護されたシアヌークビル、専門家が語る現地アングラ界隈のリアル
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
〈自慢のロングヘアがボサボサに…〉中国美女インフルエンサー(20)、精神に異常をきたして路上生活…母親が電話で抱いた疑念「話し方を指示されているのでは」【高給求めてカンボジアに渡航も】
NEWSポストセブン
秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《不敬どころの騒ぎじゃない》秋篠宮家・佳子さまも被害に…AIを用いた性的画像の被害が世界的問題に 専門家が指摘「男女問わず人権侵害」
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《もう家族でハワイに行けない…》“1.5億円の脱税疑惑”の宮崎麗果、“ESTA取得困難”で恒例の「セレブ旅行」は断念か SNSで「深い反省」示す
NEWSポストセブン