芸能

朝ドラのヒロイン選考 家族関係や異性関係の身辺調査も

朝ドラヒロインにスキャンダルはご法度

『あまちゃん』をきっかけに大ブレイクした有村架純(24)が、新・朝ドラ『ひよっこ』でヒロインとして帰ってきた。朝ドラヒロインといえば「新進女優の登竜門」だが、“厳しい掟”も存在する。

 NHKの“顔”となる朝ドラヒロインは健康的なイメージが求められる。

「ヒロインに必要なのは、明るさとたくましさ。そのため、伝統的にガリガリのモデル体型よりふくよかな女優の方が好まれる。有村も『役作りで5kg太った』と公言していましたが、NHK側からのリクエストでしょう」(同前)

「清廉なイメージ」も求められる。『すずらん』(1999年)でヒロインを務めた遠野なぎこ(37)は著書でこう明かしている。

〈オーディションを受ける前、事務所から厳重に注意されていた。ヒロイン候補は家族関係や異性関係など身辺を調査され、それも審査に含まれる、と〉

 朝ドラには“恋愛禁止条項”が存在するのだ。有村は2013年、Hey!Say!JUMPの岡村圭人(24)とのキス写真が流出した過去がある。事務所も細心の注意を払っているだろう。

「近年は人気女優をヒロインに起用しているせいか、恋愛禁止が緩くなっている。NHKも新進女優でない場合、『出演してもらっている』という意識が強く、以前ほど厳しく求められない」(NHK関係者)

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