芸能

真矢ミキ テレビに出演する時も時短のため自分でメイク

独自のメイク法を語る真矢ミキ

 女性は装いだけでなく、メイクも季節に合わせて“衣替え”。実は、テレビに出演するときにもメイクを自分でするという女優の真矢ミキさん。宝塚トップスターでもある真矢さんが、メイク時に気をつけていることを教えてくれました。

 * * *
 春ですね。私もやっとこさ、制服のようにお世話になったタートルネックを本格的に脱皮する季節となりました。ああ、長い冬眠だった。

 デパートに足を運ぶと、洋服フロアだけじゃなく、メイクフロアにも春が訪れていて、「なるほど、春はやっぱりピンク系の口紅が充実しているのかぁ」と、新色を1本買ってみたり。それだけでも気分が若干上がるのだから、女性は楽しい。顔からも“春”を取り入れるのだ。

 普段はもちろんのこと、私はテレビに出演するときも、基本、自分でメイクします。なぜなら時短です。メイクさんにお願いすると、多分30分から1時間くらいのタイムラグが生まれる。特に今は早朝の10分は大きい…というのが本音だ。もちろん彼女たちの腕の方があきらかに華やかになるのは言うまでもない。

 私のメイク時間は、メイクさんに髪の毛をブローしていただきながら、同時進行で私が顔を仕上げていく。ブローで頭の揺れは多少あるものの、慣れとはすごい、今では結構な揺れの中でもアイラインを余裕でひける自信あり。おかげで…今日も目力が半端ない。

 しかし、こう見えて私、昔は目力がなかったのだ。多分、宝塚時代、毎日2500人収容できる劇場に私は18年間立っていたので、2階の最後列のかたまで届け! という思いがみるみる私の目を大きくしていった気がする。

 ほら、キリンの首が長いのはキリンが草食動物で木の上の実などを食べるために伸びたとか、ウマは敵を早く発見し自分の身を守るためから目が顔の横についていて視野を広げているとか…つまり動物は進化しているのだ。私の顔もそう…進化だ! だから、お化粧には気をつけないと、私の力強い目にアイシャドウやライン、マスカラの3点セットを丁寧におくと、顔の中で目が占める割合が8割くらいの、例えるならば、宇宙人のような顔になるのだ。

 おまけに、眉、そして唇などもしっかりメイクをすると取り返しのつかないことになる。宇宙人の嫁入りだ。とにかく、お腹一杯の顔になるのだ。世界が絶滅してもひとりで生きて行けそうな顔になるのだ。余談だが、私が死ぬまでに人に言われたい言葉は“守ってあげたい”だ。逆はよくいわれる。

“守ってください”。話を戻そう。

関連キーワード

関連記事

トピックス

六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
高市早苗総理の”台湾有事発言”をめぐり、日中関係が冷え込んでいる(時事通信フォト)
【中国人観光客減少への本音】「高市さんはもう少し言い方を考えて」vs.「正直このまま来なくていい」消えた訪日客に浅草の人々が賛否、着物レンタル業者は“売上2〜3割減”見込みも
NEWSポストセブン
全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン