最近はSNSが流行してプライベートの写真をネットに投稿することが多いが、これにも最大限の注意が必要。

 写真の高解像度化が進み、国立情報学研究所によれば、今では3mの距離から撮影したピースサインでも指紋を容易に複製できる。

 それと同様に、何気なく投稿した写真に鍵が写り込んでいれば、そこから鍵番号を読み取ることも充分に可能なのだという。

「最近はSNSに投稿した鍵の写真から3Dプリンターを使って合鍵が複製できた、との事例も報告されています。写真をアップする前に、鍵が写っていないか、今一度確認するべきです」(ある合鍵製造業者)

 一方、どれだけ厳重に鍵を管理していても“それ以前の問題”というケースもある。賃貸住宅契約時の「鍵交換」がそれだ。

 法律では鍵の交換について、貸主に交換義務はなく、多くの場合、借り手が費用を負担して交換する。

「とくに家賃がお値打ちな地方の賃貸アパートの場合、借り手が交換費用をケチって鍵を交換しないケースがあります。その際、前の住人が合鍵を所有していれば、簡単に部屋に入れてしまいます。セキュリティー上の無用なリスクを避けるためにも、アパート契約時には鍵交換条項をチェックして、必ず鍵を交換するようにしましょう」(不動産関係者)

 前出・小林氏もこう語る。

「賃貸契約時にもらった鍵が純正の鍵か複製された鍵かの確認も大切です。メーカー名と10桁に近い数字が刻印されていたら純正ですが、3~4桁の番号なら、それはすでに複製された鍵なので、防犯の観点から絶対に交換するべきです」

 最近はICカード型やリモコンキーなど、鍵番号による複製ができないタイプの鍵も登場している。パスワードや指紋認証で開錠されるドアもあり、そもそも鍵を持ち歩かなくていいケースもある。

 家は人間にとって最後の砦とりで。鍵まわりは気をつけすぎるくらいがちょうどいい。

※女性セブン2017年5月4日号

関連キーワード

トピックス

茨城県水戸市のアパートでネイリストの小松本遥さん(31)が殺害された
《水戸市・31歳ネイリスト女性死亡》「『誰かのために働きたい』と…」「足が早くて活発な子」犯人逃走から6日間、地元に広がる悲しみの声
NEWSポストセブン
浅田真央と村上佳菜子の“断絶関係”に変化
《声をかけて寄り添って》浅田真央と村上佳菜子の“断絶関係”に変化 沈黙から一転、見られていた「雪解けの予兆」
NEWSポストセブン
新宿の焼肉店で撮影された動画が物議(左は店舗のInstagramより、右は動画撮影者より提供)
《テーブルの上にふっくらとしたネズミが…》新宿・焼肉店での動画が拡散で物議、運営会社は「直後に殺処分と謝罪」「ねずみは薬剤の影響で弱って落下してきたものと推察」
NEWSポストセブン
新年一般参賀に出席された秋篠宮家次女・佳子さま(2026年1月2日、撮影/黒石あみ)
《新年一般参賀で見せた“ハート”》佳子さま、“お気に入り”のエメラルドグリーンドレスをお召しに 刺繍とハートシェイプドネックがエレガントさをプラス
NEWSポストセブン
元仙台高裁判事の岡口基一氏
「裁判所当局が嫌がった核心は白ブリーフだった」 弾劾裁判で法曹資格を失った岡口基一氏が振り返る「岡口裁判の急所」とは 裁判所と司法記者クラブの問題点も指摘
NEWSポストセブン
新年一般参賀に出席された皇后雅子さま(2026年1月2日、撮影/黒石あみ)
《新年一般参賀の“ブルーリンク”コーデ》皇后雅子さまはスタンドカラーでフォーマルに、愛子さまはマオカラー風で親しみやすさを演出
NEWSポストセブン
ネイリストの小松本遥さん(31)が殺害された水戸市のアパート
「赤ちゃんをかばおうとしたのか…」「複数の凶器で犯行」水戸市で死亡のネイリスト女性(31)がかつて警察に相談していた“人間関係トラブル” 
NEWSポストセブン
1995年、チャリティーゴルフ前夜祭に参加した“ジャンボ”こと尾崎将司さん(左)と長嶋茂雄さん
【追悼・ジャンボとミスターの物語】尾崎将司さんと長嶋茂雄さん、昭和のスポーツ史に名を刻んだレジェンド2人の重なる足跡 ライバルと切磋琢磨し、後進の育成に取り組んだ
週刊ポスト
松田烈被告
「スマホから『映してください』と指示の声が…」ネットで“性的暴行してくれる人を募集”した松田烈被告(28)、被害女性が語った“外道すぎる犯行”
NEWSポストセブン
真美子さん(共同通信)が使用していたブランドとは
《ハワイ・ファミリーデートで真美子さんが持っていたプチプラバッグ》「同年代インフルエンサーのアスレジャーブランド」か?と話題に 実用性の高いトートバッグ、大谷は「娘のベビーカー担当」
NEWSポストセブン
郭広猛博士
【MEGA地震予測・異常変動全国MAP】「奥羽山脈周辺に“異常変動”が集中」「千葉県が大きく沈降」…2026年初めに警戒すべき5つの地域
週刊ポスト
ジャーナリストの溝口敦氏(左)とフリーライターの鈴木智彦氏
《溝口敦氏×鈴木智彦氏が対談》山口組抗争終結後の暴力団 勝ったはずの六代目山口組含めて勢力は縮小、トクリュウのほうが経済規模も大きく勢いがある現状
週刊ポスト