芸能

「好きな男性アナランキング」ポスト桝の有力候補とは?

青木源太アナがMCを務める『PON!』(公式HPより)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、恒例の「好きなアナウンサーランキング」について考察。

 * * *
 当たり前のことだが、視聴率がいいということは、それだけ見てもらえているということ。在京局では日本テレビが独走中で、最新の「好きなアナウンサーランキング」(ORICON STYLE調べ)では、男子も女子も日テレの局アナがトップだ。

 昨年12月に発表された「好きな女性アナウンサーランキング」の第一位は水ト麻美アナで4連覇中。「男性アナウンサー」では、桝太一アナが5連覇を達成し、殿堂入りした。

 実は、他誌でも不定期で発表される、いくつかの「アナウンサーランキング」を気にしているのは局アナやフリーアナだけではない。

 アナウンス室長はもちろん、制作ディレクターやプロデューサー、そして幹部らも、自局のアナウンサーがベストテンに全く入っていないと、「不安になる」と口を揃える。

 その“不安”は、男子、女子共にトップに輝くアナが居る日テレも同様だ。あるプロデューサーが言うには、「桝は殿堂入り。水トも今年1位になれば殿堂入りです。ウチは、“その次”がなかなか見つからない」と。

 確かに、女子アナでは、水トアナが、人気、知名度共に抜群で、大きな仕事は彼女に集中していると言ってもいい。

 御存知のとおり、水トアナは、「ぽっちゃりアナ」「大食いアナ」で売っている、女子アナには珍しいタイプ。現在、同局の若手には、学生時代に人気ファッション誌の専属モデルや、読モだったという経歴をもつ“美形”が多いのだが、「ぽっちゃり」「大食い」という水トアナの“絵ヂカラ”のほうが勝っているというのが現状。局の関係者は、真剣に「水トの次」になれるスター女子アナを探し、育てていると聞く。

 では男子アナはどうなのだろうか。

「桝は『ZIP!』があるし、特番含め、大きな番組の司会はすべて桝にオファーがいくといってもいい」(同局関係者)
「つまり、それ以外の番組は、声をかけても出てもらえないということ」(制作ディレクター)

 ちなみに、昨年12月に発表された最新のランキングで、第6位にランクインしたのは、辻岡義堂(ぎどう)アナ。「汗かき」のため、スーツのポケットからハンカチを出し、汗を拭く姿がおなじみの、「ハンカチ王子」ならぬ「ハンカチアナウンサー」だ。

 アナウンサーをいじりながら確実に育てる中山秀征がMCをつとめる『シューイチ』で人気を博し、阪井あかねによるナレーションでも「義堂ちゃん」と“ちゃんづけ”で呼ばれながら、汗だくでインタビューをしたり、リポートをしたりする姿が視聴者に愛された辻岡アナ。

関連記事

トピックス

防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
「服のはだけた女性がビクビクと痙攣して…」防犯カメラが捉えた“両手ナイフ男”の逮捕劇と、〈浜松一飲めるガールズバー〉から失われた日常【浜松市ガールズバー店員刺殺】
NEWSポストセブン
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《左耳に2つのピアスが》地元メディアが「真美子さん」のディープフェイク映像を公開、大谷は「妻の露出に気を使う」スタンス…関係者は「驚きました」
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(27)と伊藤凛さん(26)は、ものの数分間のうちに刺殺されたとされている(飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
「ギャー!!と悲鳴が…」「血のついた黒い服の切れ端がたくさん…」常連客の山下市郎容疑者が“ククリナイフ”で深夜のバーを襲撃《浜松市ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
和久井学被告と、当時25歳だった元キャバクラ店経営者の女性・Aさん
【新宿タワマン殺人・初公判】「オフ会でBBQ、2人でお台場デートにも…」和久井学被告の弁護人が主張した25歳被害女性の「振る舞い」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
大谷翔平がこだわる回転効率とは何か(時事通信フォト)
《メジャー自己最速164キロ記録》大谷翔平が重視する“回転効率”とは何か? 今永昇太や佐々木朗希とも違う“打ちにくい球”の正体 肩やヒジへの負担を懸念する声も
週刊ポスト
『凡夫 寺島知裕。「BUBKA」を作った男』(清談社Publico)を執筆した作家・樋口毅宏氏
「元部下として本にした。それ自体が罪滅ぼしなんです」…雑誌『BUBKA』を生み出した男の「モラハラ・セクハラ」まみれの“負の爪痕”
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト