現在、「ズームイン!!」のワードを唯一残す、『ズームイン!!サタデー』のメインを務めているということは、局内で大事にされている証拠。徳光和夫、福留功男、福澤朗、羽鳥慎一ら、「ズーム」アナウンサーのスピリットを受け継ぐ者として、今後のアナウンサー人生も順風満帆であるに違いない。

 話は逸れるが、件の『シューイチ』の新レギュラーとして加わったのは、上重聡アナだ。「(中山)秀ちゃんが上手にいじってくれていて、上重も吹っ切れたみたい」(他番組のプロデューサー)、「新たな展開があるかもしれない」(他番組のディレクター)と期待の声が上がっている。力量もキャラクターもある上重アナだけに、今後に注目したい。

 そして、最新のランキングの第9位にランクインしたのが青木源太アナだ。2014年には『スッキリ!』の企画で、森圭介アナ、藤田大介アナらと共にCDデビューを果たしている。ヒャダインこと前山田健一氏の書き下ろしによるサラリーマン応援歌だった。

 プロジェクト立ち上げから彼らに密着していたVTRを見る限り、歌やダンスのセンスが一人だけ図抜けていたのが青木アナ。理由は、「自分でチケットを買ってコンサートを観に行く」ほど大好きなジャニーズの“カラオケ”で鍛え上げていたからである。

 だが、番組以外では全くと言っていいほど話題にならず、翌年、青木アナは『スッキリ!』を卒業し、『PON!』のMCとなった。

 オンエアされているのは関東地区と東海地区(中京テレビ)。全国ネットの『スッキリ!』から“ローカル”の『PON!』への異動は、青木アナにとって「出世」なのか「降格」なのか、私にはよくわからず、声をかけるのも憚られた時期があった。

 が、エンタメ情報がメインの『PON!』で、青木アナは水を得た魚のように活き活きと進行。ついには「ジャニッPON!」なる、ジャニーズ情報に特化したコーナーまで設けられ、当然のことながら青木アナが毎回、ウキウキしながら仕切っている。

 ジャニーズの多くのアーティストも、青木アナのジャニーズ愛を知っていて、“ファン丸出し”の言動に引いたり喜んだり…。

 これが女子アナや女性リポーターだったら、そうはいかぬだろうが、男性であり、イケメンでもある青木アナにはファンも概ね歓迎ムードで、青木アナがコンサート取材に出向くと、大歓声があがったり、人だかりができるほどなのである。

関連記事

トピックス

全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
JR東日本はクマとの衝突で71件の輸送障害 保線作業員はクマ撃退スプレーを携行、出没状況を踏まえて忌避剤を散布 貨物列車と衝突すれば首都圏の生活に大きな影響出るか
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《全国で被害多発》クマ騒動とコロナ騒動の共通点 “新しい恐怖”にどう立ち向かえばいいのか【石原壮一郎氏が解説】
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
”クマ研究の権威”である坪田敏男教授がインタビューに答えた
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン