「岡田にとっては、年齢が近くキャリアもそれほど変わらない彼らと一緒にいる時間はリラックスできた。その中でも特に二宮には悩みを打ち明けたりしていたそうです。休みに大阪の実家に帰るときに、二宮を連れて行ったこともあったそうですよ」(前出・音楽関係者)

 3才年上の岡田もまた、二宮の相談相手だった。

「5人の(メンバーの)うち、辞めたいやつが3人もいるなかで、嵐を応援してくれるファンはいるのかな?」

 1999年のデビュー当時を振り返って、二宮はそんな複雑な気持ちを抱えていたことをたびたび明かしている。2人の知人は語る。

「慶應義塾大学への進学が決まっていた櫻井翔さん(35才)は“アイドルは入学まで”と決めていたし、大野智さん(36才)も辞めると宣言していた。二宮さんもデビュー前に“いずれは事務所を辞める”と伝えていました。デビューしてからも、中途半端な気持ちで表舞台に立つことにかなり悩んでいたそうです。

 その時に打ち明ける相手が岡田さんだった。岡田さんは二宮さんに対してあれやこれやアドバイスをするわけではなく、ただじっくり耳を傾けて話を聞いた。でも、それだけで二宮さんは気持ちの整理がついた。そうして、いつしか固い絆で結ばれていったんです」

 年始恒例の初詣では、いつも席は隣。カウントダウンコンサートでも、岡田が二宮にヘッドロックをかけてじゃれ合ったり、ずっとそばにいる。岡田が「ニノは天才肌」と言えば、二宮は「岡田氏は真面目でストイック」と、正反対の性格であることはお互い認識しているのに、「自分たちはジャニーズでいちばん地味なカテゴリーにいる」と仲間意識を隠さない。

※女性セブン2017年5月25日号

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