芸能
2017.05.20 07:00 週刊ポスト
山田洋次監督 「日本と日本人は大きく変容してしまった」

一貫して「日本の家族」を描き続けてきた山田洋次監督
1961年に監督デビューして以来、山田洋次(85)は、一貫して「日本の家族」を描き続けてきた。
監督作品85作目にあたる『家族はつらいよ2』(松竹系、5月27日公開)もまた、現代家族を描く喜劇だ。前作では、「熟年離婚」がテーマだったが、今回は「無縁社会」に焦点を当てる。
「何年も前から下流老人や無縁社会は大きな問題になっていたし、関心があった。僕の友人たちの中にもハッピーリタイアメントとはほど遠い、悲劇的人生をたどっている人は何人もいますしね」
物語は、老いと死、家族を軸に動いていくが、これまでの山田作品と違わず、至る所にユーモラスな「くすぐり」がちりばめられている。
ストーリーの端緒は、出演者のひとりである蒼井優から聞いた「銀杏を棺桶に入れた話」にヒントを得ている。銀杏を核にして結晶ができ始め、次第に物語が膨らんでいったのだという。
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