芸能

千鳥に密着「クセがすごい」にまつわるテンポ良いやりとり

写真左からボケ担当の大悟、ツッコミ担当のノブによる漫才コンビ・千鳥

 上方漫才大賞受賞(2013年)、冠番組スタート、そしてスキャンダル発覚。人気芸人として、順風満帆な道を進む千鳥。結成17年、同級生コンビの仕事の裏側に、東京進出前から変わらないマイペースさと、“クセがすごい”笑いへの姿勢を垣間見た。

 千鳥に密着したこの日。『ルミネtheよしもと』(東京・新宿)でも、「クセがすごい」と言った途端、立ち見までびっしり入った客席は大爆笑。

「あのフレーズは今から15年くらい前、ネタを作ってるとき偶然出てきたんですよ。わしがすごい音痴で歌ったら、ノブが“クセがすごいわ”と」

 と、大悟。ノブには“クセがすごい”歌い方のイメージがあったそうで、

「アーティストで、ライブになるとすごくアレンジをきかせる人がいらっしゃるでしょう? いやいや、おれはCDと同じ歌が聴きたいんや、というかたが(笑い)。大悟の歌を聴いた瞬間、あれを思い出してしまって、思わず出た」(ノブ)

◆ふたりともクセまみれ

 大阪では10年以上やっていたこのネタを『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で披露したところ、一気に全国区になったのだという。芸風も“クセがすごい”ふたり。互いのことを訊いてみると…。

「大悟はもう、クセまみれですからね。酒飲みすぎのクセ、たばこ吸いすぎのクセ…。数えたらキリがない。たった3か月の間に2回も週刊誌に撮られてしまうクセ!」

 とノブが先制パンチをお見舞いすると、

「撮られたんはそっちが先やないかい! それを覆すクセがすごい」(大悟)

 とお返し。さらに、

「流行りものに手を出してすぐやめるクセ。アイドルが流行ればアイドルにはまり、キーボードやらドラムから買い込んで、2、3回やったら飽きる。せっかく4年前にたばこやめたのに、流行りにのってアイコス(加熱式たばこ)を吸いだす」(大悟)

 次々暴露するとノブがすかさず、

「おれは、クセやなくて好奇心がすごいんや」

 と切り返す。普段の会話も漫才と同じくらいおもしろいふたりはロケ芸人としても大人気で、埼玉県内をゆる~く歩くロケ番組『いろはに千鳥』は、放送を見られない地域の人がDVDの発売日を心待ちにしているほどなのだ。

関連記事

トピックス

運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏に「自民入りもあり得るか」聞いた
【国民民主・公認取り消しの余波】無所属・山尾志桜里氏 自民党の“後追い公認”めぐる記者の直撃に「アプローチはない。応援に来てほしいくらい」
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
遠野なぎこさん(享年45)、3度の離婚を経て苦悩していた“パートナー探し”…それでも出会った「“ママ”でいられる存在」
NEWSポストセブン
レッドカーペットに登壇した大谷夫妻(時事通信フォト)
《産後“ファッション迷子期”を見事クリア》大谷翔平・真美子さん夫妻のレッドカーペットスタイルを専門家激賞「横顔も後ろ姿も流れるように美しいシルエット」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
NEWSポストセブン