「耳たぶの後ろにある硬い部分(乳様突起)には、自律神経を整えるツボが集中しています。耳の周りを広範囲で指で押したり温めたりすることで、天気痛を予防することができます。天気が崩れる前に刺激しておくと良いでしょう。
天気痛でとくに多い片頭痛は、頭蓋骨に圧力がかかるのも一因。ガムなどを噛んで顎を動かすことで、その圧力を解放させることも効果的です」(前出・渡邊氏)
ただし頭皮全体のマッサージは血管を拡大させてしまうので、痛みが増して逆効果だというから要注意だ。ただでさえ憂鬱になる梅雨。せめて痛みだけでも対処したい。
※週刊ポスト2017年6月9日号