芸能

脳活性化の「うんこ漢字ドリル」が大人向けで雑誌掲載

超話題の「うんこ漢字ドリル」が女性セブン仕様に

「今回は『女性セブン』ということで、“主婦ならでは”の情景や共感ネタを織り込めないかと、ウンウンうなってました。すべてを出し切った今、女性誌にこれだけうんこという言葉を書かせていただいて、とってもすがすがしい気分です」

 まるで便秘が解消されたようなスッキリした笑顔を見せる古屋雄作さんは、今や228万部を超える大ベストセラー『うんこ漢字ドリル』の立役者。

 ドラマの脚本、監督等を手がけている彼がすべてを考案した、うんこを使った漢字の例文の魅力に、子供に限らず大人まで、取りつかれているのだ。

「うんこはぼくにとって『童心』そのもの」と笑う古屋さんに、今回、大人向けの『うんこ漢字ドリル』を考えてもらった。そしてこれには思わぬオマケが。

【例文】
・引っ越してきた隣人が菓子折りとうんこを持って(あいさつ)に来た。
・すみません、勝手にうんこを(はいしゃく)させてもらいました。

※「大人番うんこ漢字ドリル」は、女性セブン2017年6月29日・7月6日号に掲載。

◆どうして脳にいいの?

「大人が漢字ドリルで学ぶのは脳にいいし、笑って取り組めるなら、なおさらいいです!」

 そう語るのは、菅原脳神経外科クリニック院長の菅原道仁さん。

「私たちの脳みそは、基本的に忘れやすくできていますが、現代人はさらに『思い出し能力』が低下して、物忘れが進んでいます」

 例えば、昔はいくつか覚えていた電話番号も、今は携帯に登録されているので全く覚えていない。漢字を読めるのに書けないのは、パソコンを使う頻度が高くなったからだ。

「そんな忘れっぽい脳を活性化させるには、繰り返し書いてアウトプットすることが大事。つまり、ドリルを解くなどして実際に手を動かす作業が『思い出し能力』を鍛え、脳を活性化させるのです」(菅原さん)

 また、特に『うんこ漢字ドリル』がいいのは、脳は感情に響いたものを覚える特性があるからだ。

「子供の頃、好きな先生の科目が得意だった人は多いのではないでしょうか。名刺交換の相手が、素敵な人なら名前もよく覚えていますよね。そうした自分の感情を動かしてくれる体験は、いくつになっても脳にいい影響を与え、物を覚えやすくします。笑ったり驚いたりしながら覚えられる、“うんこ”という題材はとてもいいですね」(菅原さん)

関連キーワード

関連記事

トピックス

2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
卓球混合団体W杯決勝・中国-日本/張本智和(ABACA PRESS/時事通信フォト)
《日中関係悪化がスポーツにも波及》中国の会場で大ブーイングを受けた卓球の張本智和選手 中国人選手に一矢報いた“鬼気迫るプレー”はなぜ実現できたのか?臨床心理士がメンタルを分析
NEWSポストセブン
数年前から表舞台に姿を現わさないことが増えた習近平・国家主席(写真/AFLO)
執拗に日本への攻撃を繰り返す中国、裏にあるのは習近平・国家主席の“焦り”か 健康不安説が指摘されるなか囁かれる「台湾有事」前倒し説
週刊ポスト
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
パーキンソン病であることを公表した美川憲一
《美川憲一が車イスから自ら降り立ち…》12月の復帰ステージは完売、「洞不全症候群」「パーキンソン病」で活動休止中も復帰コンサートに懸ける“特別な想い”【ファンは復帰を待望】 
NEWSポストセブン
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「旧統一教会から返金され30歳から毎月13万円を受け取り」「SNSの『お金配ります』投稿に応募…」山上徹也被告の“経済状況のリアル”【安倍元首相・銃撃事件公判】
NEWSポストセブン