芸能

NMB須藤凜々花的な「婚テロ」で人間関係こじれる

一般人にも増えているNMB須藤凜々花的な「婚テロ」(公式HPより)

 先日最終回を迎えたドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)。W不倫の末、女性側はきれいさっぱり離婚し、男性側は大激怒している妻にひたすら謝り続け元サヤとなったが、これには結婚している人も、していない人も、不倫している人も、していない人も、とにかく私たちの心を最後までかき乱し、今でも女が3人寄れば、“あなそれ”話で盛り上がる。

 結婚の幸、不幸についてそれぞれ思うところを語るわけだが、奇しくも同ドラマ最終回3日前の6月17日に行われた、『AKB48選抜総選挙』での「結婚宣言」がいっそう拍車をかけている。

 騒動のヒロインは、史上初の3連覇を果たしたHKT48の指原莉乃(24才)でも、卒業を発表した渡辺麻友(23才)でもない。20位にランクインしたNMB48の須藤凜々花(20才)だ。

 人生初の恋人というお相手は、『週刊文春』のネット番組によれば、《医療関係の仕事をする20代半ばの一般男性》。母親の友人として出会い、昨年末から結婚を前提に交際。東京在住の彼とは遠距離恋愛だったが、今年に入ってプロポーズされ、須藤は卒業を決断したという。総選挙で発表することへの批判は覚悟していたといい、会見では「自分の口から言いたかった。好きな気持ちもグループの活動も、どちらも真剣だった」と本音もこぼした。

「結婚時期は未定で妊娠もしていません。彼女は会見で、物議を醸すことは百も承知だったけれど、『人を好きになって、恋愛禁止ルールでがまんできる恋愛は恋愛じゃないと思った』と苦悩も明かしていますが、これまで、そのルールを遵守してきた卒業生やメンバーたちは、全然おだやかじゃありません…」(芸能関係者)

 元総監督の高橋みなみ(26才)は、この一件を「爆弾的なこと」と前置きして、「結婚自体は素晴らしいことだと思いますが、あそこの場所で言うのはかなりリスキー」と困惑気味に話した。

 AKB48のOG・大島優子(28才)は「何考えてんのかしら」とインスタグラムのライブ配信で発言するや大炎上する事態になったが、彼女がここまで言うのは総選挙という夢のステージが、ファンの見返りを求めない愛によって用意されてきたからに他ならない。

 マーケティングライターで、『インフィニティ』代表取締役の牛窪恵さんは、「突然こういった結婚発表をするのは、一般のかたの間でも問題になっている」と指摘する。

「SNS上で、お腹が空いている時間帯に食べ物の写真を投稿することを『食テロ』『飯テロ』といいますが、何の前触れもなく、突然結婚を発表する人のことを『婚テロ』といいます。今は20代、30代の未婚者のうち、結婚したいと思っている人が8割以上いますから、何の相談もなかったとなると、ものすごく心臓に悪い。また今まで独身仲間と思っていただけに『裏切られた』との思いが強くなり、人間関係がこじれていきます」

※女性セブン2017年7月13日号

関連記事

トピックス

事件に巻き込まれた竹内朋香さん(27)の夫が取材に思いを明かした
【独自】「死んだら終わりなんだよ!」「妻が殺される理由なんてない」“両手ナイフ男”に襲われたガールズバー店長・竹内朋香さんの夫が怒りの告白「容疑者と飲んだこともあるよ」
NEWSポストセブン
4月は甲斐拓也(左)を評価していた阿部慎之助監督だが…
《巨人・阿部監督を悩ませる正捕手問題》15億円で獲得した甲斐拓也の出番減少、投手陣は相次いで他の捕手への絶賛 達川光男氏は「甲斐は繊細なんですよね」と現状分析
週刊ポスト
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《左耳に2つのピアスが》地元メディアが「真美子さん」のディープフェイク映像を公開、大谷は「妻の露出に気を使う」スタンス…関係者は「驚きました」
NEWSポストセブン
防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
「服のはだけた女性がビクビクと痙攣して…」防犯カメラが捉えた“両手ナイフ男”の逮捕劇と、〈浜松一飲めるガールズバー〉から失われた日常【浜松市ガールズバー店員刺殺】
NEWSポストセブン
和久井学被告と、当時25歳だった元キャバクラ店経営者の女性・Aさん
【新宿タワマン殺人・初公判】「オフ会でBBQ、2人でお台場デートにも…」和久井学被告の弁護人が主張した25歳被害女性の「振る舞い」
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(27)と伊藤凛さん(26)は、ものの数分間のうちに刺殺されたとされている(飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
「ギャー!!と悲鳴が…」「血のついた黒い服の切れ端がたくさん…」常連客の山下市郎容疑者が“ククリナイフ”で深夜のバーを襲撃《浜松市ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト