芸能

向井理と斎藤工「話さなくてもお互いのことがわかるんです」

『連続ドラマWアキラとあきら』に出演する2人

 ドラマの舞台は1980年代後半、バブル全盛の頃。大企業の御曹司でエリート銀行員・階堂彬(向井理・35才)と、父の会社が倒産し、夜逃げをするなど、過酷な人生を生きてきた、天才バンカーの山崎瑛(斎藤工・35才)。WOWOWの『連続ドラマWアキラとあきら』(7月9日開始)で好対照な2人の「あきら」を演じる、向井理と斎藤工に話を聞いた。

──実年齢が同い年ということで、お互いを意識することはありますか?

斎藤:綾野剛(35才)や金子ノブアキ(36才)など、同世代で意識している俳優は何人かいて、オサムもその1人。ぼくたちは同じ時代に同じ職業をしているから、いい化学反応というか、刺激をもらっています。

向井:ぼくらが演じている“アキラとあきら”もそうですが、同じ光景を見て育ってきた安心感があり、共通言語もたくさんある。タクミとは、話さなくてもお互いのことがわかるんです。

〈オサム、タクミと呼ぶほど仲がいい。その絆は、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(2010年)での共演から始まる。この作品では、向井演じる漫画家・水木しげるのアシスタント小峰章役で斎藤が出演。その後、2度…NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』(2011年)、BeeTVドラマ『最上のプロポーズ』(2013年・オムニバス)で共演し、今回は初のライバル役だ〉

──プライベートでも仲がいい?

向井:今でこそ、タクミがプライベートでうちに遊びに来るほど仲がいいんですが、初めて会った時は、変な奴だなぁと思って見てました(笑い)。

斎藤:オサムは客観性があって、いい意味でクールだから、階堂に通ずるところがある。あと、そこはかとなく品位がある。

向井:そんなことないよ。

斎藤:まあ、優雅さとクールさの両方持ち合わせているのがオサムだよ。

〈ドラマはバブル経済とその崩壊など、激動の時代を背景に、2人の人生を描いていく〉

──改めてバブルの時代をどう思いましたか?

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