「息子さん、船越さんに“お母さんから離れた方がいいんじゃないか”と伝えたそうなんです。つまり離婚した方がいいよ、と。息子からの思わぬ言葉に船越さんも驚いたでしょうね。しかもお母さんをこうしたのはお父さんの責任もあるのではないかと冷静に言われズシンときたそうです。松居さんを支えきれなかったと自分を責めていましたね…」(前出・船越の知人)
そして息子は母と住む家を出ていったという。愛する息子からの言葉だったからこそ船越は真摯に受け止めて心を決め、妻に離婚の意思を穏やかに告げた。
「そしてすぐにではなくても、1年以内には離婚届に判を押すという約束を松居さんと交わしたそうです。徐々に穏やかに距離を取って、いい形で卒婚できればと考えたんでしょう。だからこそ昨年7月の船越さんの誕生日にも松居さんが手作りしたTシャツを着て、一緒に祝ったそうです。でも約束が果たされる気配は一向になかったんです」(前出・夫婦に近い芸能関係者)
4月、船越がMCを務めるNHKの『ごごナマ』が始まってますます多忙になる一方、松居はストレスや鬱憤からふさぎ込むことが多くなった。そして4月19日、夫婦に決定的なことが起こる。
◆1億円渡さないと死ぬ
その日、船越のもとに松居から弱々しい声で『今から死ぬ』と電話があった。船越と息子宛に遺書も書かれていた。まさかとは思いつつ船越は必死で探し回ったという。
「見ていられないほど必死でした。周囲が“きっと大丈夫だよ”と声をかけても寝ないでずっと探していた。連絡がついたのは翌日だったそうです。どこにいるのか聞いても『1億円渡さないと死ぬ』『あなたのイメージを壊すことを世間に話す』という脅しのような内容のことを口走ったそうです。遺書には一体何が書かれていたのか…」(前出・船越家の知人)
その一方で電話で溜飲を下げたのか、松居はブログを再更新するなど正常さを取り戻していた。
「だけどその直後、また松居さんから再び自殺予告の連絡が入ったそうです。『私は睡眠薬を大量に持っている』と。メッセージを聞いた船越さんは仕事の疲れと松居さんによる心労が重なって倒れてしまいました。当の松居さんは2度の自殺未遂騒動後、何食わぬ顔で自宅に戻りました。またもや信じられない思いをした船越さんは、もうこれ以上は無理だと考え、弁護士を立てた離婚調停に踏み切ったんでしょう」(前出・船越家の知人)
それから船越は弁護士に相談し、離婚調停の申立書を作成し始めたという。
※女性セブン2017年7月20日号