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2017.07.09 16:00  SAPIO

高級会員制人間ドックは“金で命を買う”流れのひとつ

 普段の医療相談(診察)や検診は東京ミッドタウン内にある拠点で行い、年に1度の人間ドックは東大病院などの各施設で行われている。診察料は会員ならば会費に含まれるため無料、会員の家族・紹介された者などは有料(30分1万円)で受けられるという。

 会員としての有効期限は15年。ただし、この会員資格は相続の対象となる“会員権”なのが特徴だ。また限定数ながら、期間を延長し半永久的な会員資格を保有できる契約もある。実際にグランドハイメディック倶楽部に入会を検討し、業者から説明を聞いたAさんがこう語る。

「人間ドック年1回で50万円と聞くと、高いかなと思いましたが、『人間ドック+医療相談』というのがサービスのキモであるとのことでした。テレビに出る医師や、本を出しているような有名な医師が直接診察してくれる、どの医療ジャンルにおいても最高の医師を紹介できる、という説明を受けました」

 医療の世界には東大系、慶應系など学閥があり、それぞれ高名な医療分野がある。一般人が大病院に行っても、その患者の病気が“得意”な医師がいないことは多い。だが医局制度によって医師の人脈は学閥に拠るところが大きいから、別系列の医師を紹介してくれるわけではないのだ。

 一方でこのグランドハイメディック倶楽部は、偏った学閥に依拠していない。どの学閥にもルートを持ち、心臓なら○○系、脳外科なら○○系といったように、学閥を越えて名医との繋がりを持っていることを強調していたという。Aさんは豪奢な施設や最先端の機器より、名医との“太いコネクション”という説明が印象に残ったという。

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