「相撲では、横綱と序ノ口が戦えば、横綱が勝つに決まっています。かつてのプロ野球にもそれぐらいの差があった。昔の近鉄は、頭を下げて巨人にオープン戦を申し込んだものです。
ところが、今はドラフトで戦力の均等化が進み、優秀な選手はメジャーに行く。各チームが拮抗し、巨人が勝てなくなるのも当たり前。しかし、ボクはこんなに平等になった野球を見て面白いか! と言いたい。今のプロ野球にも、横綱と序ノ口くらいの差があっていいんですよ」
巨人一極集中の時代よ再び──この熱いエールを受ければ元気ハツラツ!
※週刊ポスト2017年7月21・28日号