「友達もいないし、バカだから。中卒だと働くところなくて。おじいちゃんのお客さんとか、10万円払ってくれる人もいるんだ。でも勃起しないの。ただ添い寝するだけ。それで10万。すごくない?」

 昨年6月、客の1人と交際を始めたが、「バイク事故で80万円必要になった」と泣きつかれ、貸してやったら連絡が取れなくなった。

「で、一文無しになっちゃった。今は週2でお店に行って、だいたい月に15万くらい。あとは家で引き籠もりです。DVD見て、ネットサーフィンして。たまに実家帰って、お金入れてるよ。なんだかんだで、お母さん心配だし」

 どこで稼いだ金か、本当のことを母には伝えていない。

「エステで見習い従業員として働いてるって説明してるの。こないだ実家帰ったとき、やっと正社員になれそうとか嘘ついて。お母さん、喜んでた。それでふたりで長崎ちゃんぽんを食べにいったんだ。エステティシャンなら手のケアしなきゃって、ハンドクリームをプレゼントしてくれて…。言えないよ。墓まで持って行くしかないんだよ…」

 アイは堰を切ったように泣き出した。

※女性セブン2017年7月27日号

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