「総理の性格からいって、支持率が落ちたから進次郎頼みといわれるような人事をやるはずがない。せいぜい副大臣か国対副委員長。むしろ、女性の内閣支持率が急速に下がっているから、官邸では身体検査を厳格にして女性スキャンダルを抱えている議員は政務三役から外す方針だ」(同前)
支持率が29.9%(時事通信)と危険水域に入った安倍首相にとって今回の改造人事に失敗すれば致命傷になりかねないが、衆参で安定多数を持ち、強力な野党勢力が見当たらないことで首相にも自民党内にも真の危機感はない。
※週刊ポスト2017年8月4日号