自分のことを「オバ」と呼ぶ麻耶の言葉とは裏腹に、麻央さんの死後、母親代わりとなって奔走する麻耶の姿を本誌は何度も目撃している。麻央さんが亡くなって数日後、麻耶は今秋小学校受験を控える麗禾ちゃんを連れて、都内にある有名私立小学校のオープンスクールに参加していた。
8月上旬には、麗禾ちゃんが通うバレエスクールの発表会で、客席の最前列に座って大きな拍手を送った。終演後、勸玄くんを一目散にトイレに連れて行く姿も見られた。
「今の麻耶さんは、遺された2人の子供たちのためにとにかく一生懸命で、自分の友達よりも“ママ友”といる時間の方がほとんどになっているそうです。子育てや嫁姑問題の話題に聞き入ったりと、結構楽しい時間みたいですよ」(別の芸能関係者)
麻耶は、麻央さんの闘病中から子供たちの幼稚園の送迎をしたり、近所の公園で一緒に駆け回ったりしていた。
「麻央さんが自宅療養に切り替えたとき、海老蔵さんは“手狭だから”と都内の一戸建てからマンションへと引っ越しました。つきっきりになる麻耶さんとお義母さんの部屋を確保するという理由もあったみたいです。今でも、海老蔵さんは麻耶さんたちとその部屋で一緒に暮らしていると聞いています」(前出・歌舞伎関係者)
海老蔵のご贔屓筋からはこんな声も聞こえてくる。
「海老蔵は大名跡である團十郎を引き継がなければいけないし、同様に勸玄くんも将来海老蔵、團十郎を継いで歌舞伎界を背負って立つ存在です。だからこそ、海老蔵には役者の道に集中してもらいたいし、勸玄くんにはしっかりと歌舞伎役者としての教育を受けてもらいたいんです。海老蔵がひとりで抱え込んで、全部が中途半端になってしまうのだけは何としても避けたい。麻耶さんなら、子供たちが戸惑うこともなく、そばで見てきた分『梨園の妻』の仕事を知っているわけですから、再婚するなら麻耶さんが一番ですよ」
※女性セブン2017年9月14日号