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天皇・皇后両陛下 色褪せぬ「テニスコートの恋」から60年

テニスコートの恋から60年(写真:時事通信フォト)

“運命の出会い”から60年。天皇・皇后両陛下は思い出の「軽井沢会テニスコート」を訪れた。口に出さないまでも集まった皇室記者たちの関心は、「陛下はラケットを握られるのか」だった。

 8月22~27日、天皇・皇后は長野県軽井沢町に滞在した。軽井沢といえば皇太子時代の天皇と、日清製粉の社長令嬢だった美智子皇后が初めて出会った場所である。

 1957年8月19日、旧軽井沢で開かれた「ABCDテニストーナメント」でのダブルスの試合。準々決勝の対戦相手が、カナダ人少年とペアを組んでいた正田美智子さんだった。

 天皇は学習院中等科の頃からテニスのコーチを付けて練習に励み、皇后は聖心女子大学でテニス部に所属され、1955年の「関東女子新進トーナメント」で優勝、関東学生ランキング4位にランクされるほどの腕前だった。

「美智子さまが皇族方を相手にしても手加減したりせずにプレーしたことを、皇太子殿下はとても嬉しく感じられたそうです。この試合をきっかけに、お二人は親しくなられました」(皇室ジャーナリスト)

 出会いから1年後の1958年11月に婚約が発表され、世は「ミッチー・ブーム」に沸いた。「テニスコートの恋」と報じられたことで、当時まだ大衆スポーツではなかったテニス人気も高まっていく。

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