「しっかりと受け答えをされている印象を受けました。相当練習も積まれたのでしょう。ただ、お互いの呼び名を“ファーストネーム”と濁したり、将来の夢や目標を問われた小室さんが“宮さまとご相談しながら考えてまいりたい”と具体的に答えなかったことには、少し消化不良を覚えました」(皇室ジャーナリストの山下晋司氏)
◆雅子さまは奈良にいた
日本中が固唾をのんで見守っているそのさなか、皇太子さまと雅子さまは、遠く奈良県に足を運ばれていた。雅子さまは体調が不安視され、欠席も囁かれる中での元気そうなお姿だった。
「目的は『国民文化祭』へのご臨席。皇太子の『八大行啓』の1つに数えられる重要な公務だっただけに、あとから眞子さまの会見日程がバッティングしたことに、両家のすきま風を危惧する声も聞かれました」(皇室記者)
だが、周囲の心配をよそに雅子さまは目の前の務めに集中されていたようだ。3日、午前中にお聞きになったハンドベル会場では懇談の時間に予定されていた3人から大幅に増え、7人のかたとお話しになった。
「“どうやって鳴らすのですか?”とハンドベルを手に取られ、実際に体験していただきました。音楽にご関心がおありのようで、編曲についてのご質問もありました」(王寺ハンドベルチーム代表の高島幸子さん)
眞子さまの会見と同時間帯には、奈良県文化会館で「車いすダンスパフォーマンス」をご覧に。終了後には、車いすに乗った子供と目線の高さを合わせ、柔和な笑顔でやりとりを楽しまれた。
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2017年9月21日号