それにインタビューの大きな割合を占めたのがワイドショーや週刊誌などのマスメディア批判だったそうです。高畑さんは“冤罪“にもかかわらず、マスコミのネガティブ報道のせいで裕太が復帰できないのだというふうに感じているんです。
ですが、今、その思いを吐露すれば、再び事件に注目が集まり、1年かけてようやく順調にいっている高畑さんの仕事にまた大きな影響を及ぼしかねない。ちょっとしたインタビューなら別ですが本音を語りすぎたんでしょうね。周囲の猛反対もあって、掲載が見送られることになったんです」(前出・芸能関係者)
騒動の大きさに反して、高畑の仕事は思いの外、順調といっていい。裕太の逮捕直後に出演を見合わせた『スタジオパークからこんにちは』(NHK)には、半年後の今年2月に復帰。事件当時の大河ドラマ『真田丸』(NHK)にも出演を続け、今年6月からは石田ひかり(45才)主演の『屋根裏の恋人』(フジテレビ系)にヒロインの姑として出演、7月からは電撃婚と妊娠を果たした武井咲(23才)が主演を務めるドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)で、武井演じる主人公がターゲットと目す病院長の長年にわたる愛人を演じている。10月からは前述のとおり、主演舞台もはじまる。
裕太の復帰に向けて、高畑は今も全速力で走っている。母親としての「吐露したい」思いと、女優としての「話せない」という呪縛。高畑の口から、すべてが語られる日は来るのか。
※女性セブン2017年9月21日号