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2017.09.13 07:00  週刊ポスト

81歳の巨匠・横尾忠則氏「絵も人生も大事なのはプロセス」

『トイレットペーパーと女』2017年


 絵画に転向した横尾は、「滝」や「Y字路」を描いた作品など、様々なテーマの作品を制作していく。

 5年前、76歳になった横尾は横尾忠則現代美術館(神戸市)を開館すると、翌年、香川県に豊島横尾館を開館。2015年には高松宮殿下記念世界文化賞絵画部門を受賞した。今も世界中で展覧会が開かれ、直近では十和田市現代美術館で「横尾忠則 十和田ロマン展 POP IT ALL」(~9月24日)が開催中だ。

「デザインは仕事、アートは人生」と語る横尾。80歳を超えた今も創作意欲が衰えることはない。

「昔に比べて描ける作品も少ないけれど、体力と相談しながら制作しています」

 そんな横尾の作品はすべて「未完」で知られる。

「ぼくは飽き性だから、早く描いて途中で手放してしまう(笑い)。目の前の作品にこだわるより、新しい作品を次々と作れば先にもっといい作品が待っている気がします。それに、絵も人生も大事なのはプロセス。終わらないからこそ面白いんです」

(文中敬称略)

◆取材・文/戸田梨恵

※週刊ポスト2017年9月22日号

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