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オーディション番組が復活の兆し 現実超えられるかがカギ

 2010年代に入ってから地下アイドル、ご当地アイドル、読者モデル、ネットタレントなどの、いわゆる“セミプロ”のような芸能人が急増。芸能事務所は原石のような人材を発掘しづらくなり、タレント志望者たちはネットや地元での活動にチャンスを見いだすようになりました。

 しかし、それでもオーディション番組の持つ、ドキュメント要素とシンデレラストーリーの魅力は、今も色あせていません。バラエティー番組の予定調和な展開が視聴者に飽きられていることもあって、オーディション番組のリアリティやドラマ性は貴重です。テレビ朝日のスタッフは、「視聴者が共感し、応援したくなる」エンタメ度の高さに賭けたのではないでしょうか。

『音楽チャンプ』は、6月30日に単発特番として放送された番組のレギュラー化。「出演者たちが極限まで追い込まれる」というオーディション番組らしい緊迫感があり、最後には感動の涙や悔しさに満ちた表情が見られました。

 しかし、現実はさらにドラマティックでリアリティ十分。2013年に福岡のご当地アイドル・Rev.from DVLに所属していた橋本環奈さんが、ネット上の写真がきっかけで一躍トップに登り詰めるシンデレラストーリーを実現させました。『音楽チャンプ』は、そんな現実に負けないものを見せられるのでしょうか。

◆鍵は出演者のパーソナリティー

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