「異性として甥っ子をかわいがる感覚なので、つい意識せずおせっかいを焼きすぎてしまう傾向があります。女性が大御所であったり、上司だったりすると断りにくく、一種のパワハラにもなりかねない。会うタイミングや頻度は考慮してください。その日“忙しい”と断られたら“じゃあいつにする”というのではなく、“また都合のいい日にね”と選択肢を与えるくらいがちょうどいいと思います」

 注意点をまとめると重要なのは以下の4点。

・ディナーよりはランチから誘うのがおすすめ。ランチは月1回、ディナーは年に2~3回が妥当。
・若い男性の話を真に受けない。ほぼ社交辞令なので、話半分で聞くくらいがちょうど。
・延々とオチのない話をしてしまいがちなので、話は短くオチをつけるように意識する。
・私なんて、おばさんだから、と否定から入る会話をしない。

 一方、年下の男性も守るべきルールがある。

「年下男性にとって年上の女性とのかかわりは成長できる大切な機会。成功している男性の影に相談できる年上の女性がいることは多い。年上女性は、突然“わたしっていくつに見えるかしら~”など難問を投げてくるので人づきあいや会話の鍛錬になると思いますよ」(今井さん)

 あなた本当にそんなこと思ってるの? などと詰め寄ることも当然、禁止事項。年上女性のマナーは意外に難しい。

※女性セブン2017年9月28日号

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