相手が有名人となれば、普通は腰が引けてしまうが、そこを突破できる“特性”を持つ男性であることも重要だという。
「“高嶺の花”とされがちな女性たちは、ドーンとアタックしてくる男性にコロッといってしまうんです。周りにいるのは、ペコペコするご機嫌伺いの男性か、拒絶されるのがイヤで一線を超えようとしない男性ばかり。そこにぶつかってくる、ある意味『空気を読まない男性』は新鮮に映る。上から目線や空気が読めない言動で女性から“ウザい男”と疎まれるくらいのほうが“高嶺の花”には強いんです」(亀山氏)
亀山氏は、会社役員で美人として有名だった40代女性が、同じ業界内の小さな会社の課長と不倫に陥ったケースを例に挙げる。
「接点がなかった2人でしたが、業界関連のパーティで、“空気の読めない”男性が年上で雲の上の存在の女性役員に気兼ねなく声をかけた。女性役員は“ひとりの女性”として扱われたことで、恋に落ちてしまったんです」
◆周りが見えずに“手つなぎ”
一見うらやましい“高嶺の花”との不倫だが、その分リスクも大きくなる。斉藤は公衆の場で男性医師と手をつなぎ、山尾氏も「週4回密会」では堂々と車の助手席に乗り、今井氏は新幹線での、“手つなぎ爆睡”を撮られてしまうなど、揃って脇が甘かった。
「配慮ある男性なら“あなたのような有名人が、誰が見ているかわからない場所でこんなことしたらまずい”と自重するはず。でも、空気が読めない男性は、気が回らない。それどころか“道ならぬ恋だけど、君のことをこんなに想ってるんだ”と証明せんばかりに手を握って歩いたりする」(亀山氏)