国内

雅子さまご快復兆候 フラッシュ解禁、消えた「ご体調次第」

雅子さまに着実にご快復の兆候が

 10月20日、朝日新聞に《天皇陛下退位 2019年3月末》という大きな見出しが躍った。昨年8月の「お気持ち」表明を経て、今年6月に特例法が成立した陛下の退位の時期には、「2018年末」と、「2019年3月末」の2案が浮上していた。新年の儀式や、一般参賀といったイベントが立て込む年末年始に、新たな天皇の即位にまつわる儀式を同時並行するのは現実的ではないと、宮内庁内では意見がまとまりつつあるので、年度末の退位がより現実味を帯びているようだ。

 もしも、そうなれば、2019年4月1日に皇太子さまが即位され、新たな元号に切り替わる。同時に「雅子皇后」が誕生する。2004年6月に「適応障害」の療養生活に入って以降、現在まで完全復帰には至っていないが、最近では「快復の証拠」ともいえるさまざまなポイントが浮かび上がってきた。

◆禁止されなかった「フラッシュ撮影」

 美智子さまの誕生日だった10月20日の夜、皇居では祝い膳が催された。皇太子さまと愛子さまとご一緒に、祝い膳に向かわれる雅子さまが皇居・半蔵門を通過されたのはすでに日が暮れた夕方6時半頃のことだった。

「沿道には皇室ファンや偶然居合わせた人などがいました。カメラを手に取る人もいましたが、普段なら職員から“フラッシュはご遠慮ください”と注意があるところ、その日はなにもなかったんです」(皇室記者)

 雅子さまはこれまで、フラッシュ撮影に苦手意識を持たれているといわれてきた。

「以前、お忍びで都内の美術館を訪ねられたとき、お帰りの際、突然飛び出してきた人のフラッシュにさらされたことがあり、それがトラウマとなってしまったんです。一般のかたに限らず、報道陣にも同様です。とはいえ、皇后となれば式典などの機会も飛躍的に増え、注目もより集まります。いうなればその時に向けた予行演習なのでしょう」(皇室ジャーナリスト)

◆文書から消えた「ご体調次第」の文言

 ここ数年は多少の波はあったものの、着実に公務へのお出ましが増えている雅子さま。10月24日には高知県で開催された『全国農業担い手サミット』の開会式へのご臨席。この高知訪問のように、宿泊を伴うものも同様だ。

関連記事

トピックス

和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
【懲役15年】「ぶん殴ってでも返金させる」「そんなに刺した感触もなかった…」キャバクラ店経営女性をメッタ刺しにした和久井学被告、法廷で「後悔の念」見せず【新宿タワマン殺人・判決】
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、初の海外公務で11月にラオスへ、王室文化が浸透しているヨーロッパ諸国ではなく、アジアの内陸国が選ばれた理由 雅子さまにも通じる国際貢献への思い 
女性セブン
几帳面な字で獄中での生活や宇都宮氏への感謝を綴った、りりちゃんからの手紙
《深層レポート》「私人間やめたい」頂き女子りりちゃん、獄中からの手紙 足しげく面会に通う母親が明かした現在の様子
女性セブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
一般家庭の洗濯物を勝手に撮影しSNSにアップする事例が散見されている(画像はイメージです)
干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン